式ワタリによる、好きな物を愛でるブログサイト。完全復活目指して頑張ります。
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凄いお久しぶりですね。式ワタリです。
クリスマスイブではありますが、今回UPするのはクリスマスイブに全く関係ない小話(会話文のみ)となっております。
戦神決闘編の最後の方、崖の上の曹丕・機駕五将を見て「戦隊みたいだなー」とか思ったのが彼らにとっての運の尽きでしたね。
そんな感じのギャグみたいな話です。
クリスマスイブではありますが、今回UPするのはクリスマスイブに全く関係ない小話(会話文のみ)となっております。
戦神決闘編の最後の方、崖の上の曹丕・機駕五将を見て「戦隊みたいだなー」とか思ったのが彼らにとっての運の尽きでしたね。
そんな感じのギャグみたいな話です。
~ある日、軍師たちの悪だくみ~
郭嘉「先生、曹丕様たちの洗脳終わりましたよー」
司馬懿「ご苦労であったな、郭嘉」
郭嘉「えへ、ありがとうございます。……あ、それでですね、洗脳しながら思ったんですよ」
司馬懿「……? 何であるか?」
郭嘉「ほら、そろそろ最終決戦じゃないですか」
司馬懿「そうであるな」
郭嘉「最終決戦ともなれば、皆さん、きっと五丈原に集まってきますよね」
司馬懿「動けるものは来るであろうな」
郭嘉「そこでですね、最後なんですからサプライズとかどうかなって」
司馬懿「…………案はあるのか?」
郭嘉「ばっちりですよ!」
司馬懿「ふむ、聞かせてみよ」
郭嘉「はい! 折角五人いるんですから戦隊ものっぽく……」
司馬懿「ふむふむ、名案であるな。では色分けは……」
郭嘉「あ、良いですね、そうしましょう。立たせる場所は……」
司馬懿「そこが良いであろうな。あとは決めポーズであるが……」
~五丈原にて(最終決戦中)~
徐晃「…………お、大殿様……あれは……」
曹操「言うな」
徐晃「いや……ですが、しかし……あの崖の上にいるのは……」
曹操「……言うな」
曹丕(赤)「……」
夏侯惇(桃)「……」
張遼(緑)「……」
張コウ(青)「……」
夏侯淵(黄)「……」
曹操「…………頭が痛い」
郭嘉「あれ、不評でした?」
徐晃「……! 郭嘉!」
郭嘉「はいはーい、郭嘉さんですよ。お久しぶりです、曹操様」
曹操「郭嘉……貴様、この場がどのような物か分かっているな?」
郭嘉「分かってますよ。最終決戦の場で、先生の目的が叶う地でしょ?」
曹操「後半の台詞に同意はせんが、前半については概ねその通りだ。
その上で聞く、あれは何だ?」
郭嘉「何って、見たままですよ。全員洗脳した後、折角五人なんで戦隊ものっぽくリペイント
しました。五人分の鎧を塗り替えるのって結構大変でしたよ」
徐晃「自力で塗り替えたのか……」
曹操「……理由は?」
郭嘉「ほら、今、最終決戦中じゃないですか。ですから、最後のサプライズでも仕掛けよう
かなって。先生も諸手を挙げて賛成してくれましたよ?」
徐晃「……あぁ、そうか。今の機駕には奴らのストッパーが一人もいないのか」
郭嘉「ちょっと、何ですかストッパーって。失礼しちゃいますね、まったく」
徐晃「いや……失礼なのはそちらの方ではないのか……?」
郭嘉「ん? そういうこと言います? ……あーあ、できるんなら、今からでも徐晃さん洗脳
して白か黒か紫に塗ってあの崖の上に加えてやりたいです。戦隊ものによくある、途中から
現れる謎の六人目みたいな感じで。ていうか、洗脳したままだったらそうしてましたよね」
徐晃「……洗脳がとけて良かったと、今ほど思う瞬間は無いな」
郭嘉「あ、ちなみに、あの五人の戦隊名は『洗脳戦隊 ギガレンジャー』です」
曹操「…………」
徐晃「……大殿様?」
郭嘉「曹操様? 無言で剣を構えちゃってどうしたんで、」
曹操「…………大ッ紅蓮斬っ!」
郭嘉「あ! ギガレンジャーが! ……ちょっと、曹操様何してるんですか!?」
曹操「見たままだが? 貴様の言う『ギガレンジャー』を吹き飛ばした」
郭嘉「もう、いくらなんでも酷すぎますよ! まだ決めポーズも見せてないのに!」
曹操「知らん」
郭嘉「曹操様の意地悪! 泣いて謝っても許しませんからね! ……じゃ、僕は戻るんで!」
徐晃「っ……待て!」
曹操「追撃するぞ、徐晃。司馬懿共々郭嘉を吹き飛ばす。容赦はするな」
徐晃「……はっ!」
~おまけ・他メンバーの反応~
張飛「おい、趙雲! あれ! 見ろよ、あれ! すげぇカラフルになってねぇ!?」
趙雲「戦闘中によそ見をす……る……………………何だアレは」
張飛「何って、曹丕と機駕五将だろ? 普段と色違ぇけど」
孫尚香「えっと……何で鎧の色変わってんの?」
黄月英「イメチェン、ですかね……?」
孔明「いえ、彼らの様子を見るに、恐らく操られている状態でしょう。となれば、彼らの鎧の
色が塗り替えられているのは彼らの意思とは別の問題かと」
祝融「え? つまり、誰かがわざわざあの人たちの鎧の色を変えたって事?」
孟獲「何だったそんなことを……?」
馬超「何でって、そりゃ、多分愉快犯……あ、吹っ飛んだ」
孫尚香「今の、曹操の大紅蓮斬よね」
孔明「でしょうね。吹き飛ばした理由は、見るに堪えられない、とでもいったところでしょうか。
……何はともあれ、あれで彼ら五名は戦闘不能になったんじゃないですかね?」
黄月英「色の変わった姿を見せただけで強制退場、ですか……いえ、敵戦力が減ったのは大変
有り難い話ではあるのですけれど」
馬超「……だな。少し同情する」
郭嘉「先生、曹丕様たちの洗脳終わりましたよー」
司馬懿「ご苦労であったな、郭嘉」
郭嘉「えへ、ありがとうございます。……あ、それでですね、洗脳しながら思ったんですよ」
司馬懿「……? 何であるか?」
郭嘉「ほら、そろそろ最終決戦じゃないですか」
司馬懿「そうであるな」
郭嘉「最終決戦ともなれば、皆さん、きっと五丈原に集まってきますよね」
司馬懿「動けるものは来るであろうな」
郭嘉「そこでですね、最後なんですからサプライズとかどうかなって」
司馬懿「…………案はあるのか?」
郭嘉「ばっちりですよ!」
司馬懿「ふむ、聞かせてみよ」
郭嘉「はい! 折角五人いるんですから戦隊ものっぽく……」
司馬懿「ふむふむ、名案であるな。では色分けは……」
郭嘉「あ、良いですね、そうしましょう。立たせる場所は……」
司馬懿「そこが良いであろうな。あとは決めポーズであるが……」
~五丈原にて(最終決戦中)~
徐晃「…………お、大殿様……あれは……」
曹操「言うな」
徐晃「いや……ですが、しかし……あの崖の上にいるのは……」
曹操「……言うな」
曹丕(赤)「……」
夏侯惇(桃)「……」
張遼(緑)「……」
張コウ(青)「……」
夏侯淵(黄)「……」
曹操「…………頭が痛い」
郭嘉「あれ、不評でした?」
徐晃「……! 郭嘉!」
郭嘉「はいはーい、郭嘉さんですよ。お久しぶりです、曹操様」
曹操「郭嘉……貴様、この場がどのような物か分かっているな?」
郭嘉「分かってますよ。最終決戦の場で、先生の目的が叶う地でしょ?」
曹操「後半の台詞に同意はせんが、前半については概ねその通りだ。
その上で聞く、あれは何だ?」
郭嘉「何って、見たままですよ。全員洗脳した後、折角五人なんで戦隊ものっぽくリペイント
しました。五人分の鎧を塗り替えるのって結構大変でしたよ」
徐晃「自力で塗り替えたのか……」
曹操「……理由は?」
郭嘉「ほら、今、最終決戦中じゃないですか。ですから、最後のサプライズでも仕掛けよう
かなって。先生も諸手を挙げて賛成してくれましたよ?」
徐晃「……あぁ、そうか。今の機駕には奴らのストッパーが一人もいないのか」
郭嘉「ちょっと、何ですかストッパーって。失礼しちゃいますね、まったく」
徐晃「いや……失礼なのはそちらの方ではないのか……?」
郭嘉「ん? そういうこと言います? ……あーあ、できるんなら、今からでも徐晃さん洗脳
して白か黒か紫に塗ってあの崖の上に加えてやりたいです。戦隊ものによくある、途中から
現れる謎の六人目みたいな感じで。ていうか、洗脳したままだったらそうしてましたよね」
徐晃「……洗脳がとけて良かったと、今ほど思う瞬間は無いな」
郭嘉「あ、ちなみに、あの五人の戦隊名は『洗脳戦隊 ギガレンジャー』です」
曹操「…………」
徐晃「……大殿様?」
郭嘉「曹操様? 無言で剣を構えちゃってどうしたんで、」
曹操「…………大ッ紅蓮斬っ!」
郭嘉「あ! ギガレンジャーが! ……ちょっと、曹操様何してるんですか!?」
曹操「見たままだが? 貴様の言う『ギガレンジャー』を吹き飛ばした」
郭嘉「もう、いくらなんでも酷すぎますよ! まだ決めポーズも見せてないのに!」
曹操「知らん」
郭嘉「曹操様の意地悪! 泣いて謝っても許しませんからね! ……じゃ、僕は戻るんで!」
徐晃「っ……待て!」
曹操「追撃するぞ、徐晃。司馬懿共々郭嘉を吹き飛ばす。容赦はするな」
徐晃「……はっ!」
~おまけ・他メンバーの反応~
張飛「おい、趙雲! あれ! 見ろよ、あれ! すげぇカラフルになってねぇ!?」
趙雲「戦闘中によそ見をす……る……………………何だアレは」
張飛「何って、曹丕と機駕五将だろ? 普段と色違ぇけど」
孫尚香「えっと……何で鎧の色変わってんの?」
黄月英「イメチェン、ですかね……?」
孔明「いえ、彼らの様子を見るに、恐らく操られている状態でしょう。となれば、彼らの鎧の
色が塗り替えられているのは彼らの意思とは別の問題かと」
祝融「え? つまり、誰かがわざわざあの人たちの鎧の色を変えたって事?」
孟獲「何だったそんなことを……?」
馬超「何でって、そりゃ、多分愉快犯……あ、吹っ飛んだ」
孫尚香「今の、曹操の大紅蓮斬よね」
孔明「でしょうね。吹き飛ばした理由は、見るに堪えられない、とでもいったところでしょうか。
……何はともあれ、あれで彼ら五名は戦闘不能になったんじゃないですかね?」
黄月英「色の変わった姿を見せただけで強制退場、ですか……いえ、敵戦力が減ったのは大変
有り難い話ではあるのですけれど」
馬超「……だな。少し同情する」
曹丕が赤くなってるのは真ん中に立たせるため。
夏侯兄弟が黄色と桃色なのは、曹操様への精神的ダメージがこの方が大きそうだから。
戦神決闘編・三巻の、彼ら五名が並んでいる姿を見る度に「戦隊ものみたいだなー」と思います。だってほら、綺麗に並んでいるものだから……。
だから戦隊ものっぽく色を変えて並んでもらっても良いんじゃないかな、ということでこんなことになりました。真面目に戦えと怒られそうな話で、おそらく、曹操様が司馬懿と郭嘉を吹き飛ばしに行こうとしているのはそういう理由からです。
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