郭嘉「どうも! みりラジ第七回担当、みんなのアイドル郭嘉です!」
貂蝉「その自称アイドルに強引に連れてこられた貂蝉だ」
郭嘉「いやぁ……僕が七回目まで登場してないって、普通に考えて在り得ませんよね」
貂蝉「私の台詞はスルーか」
郭嘉「あれ、貂蝉さん何か言いましたっけ?」
貂蝉「……お前、友達いないだろう」
郭嘉「そんな物必要ありませんしね。先生と何人かの下僕さえいればそれでいいです」
貂蝉「部下じゃなくて下僕なのか」
郭嘉「えぇ。僕のいう事は何でも聞いてくれる、素晴らしい人たちですよ」
貂蝉「何と言うか…脱落者が出そうな話だな。ストレスで胃がやられて倒れそうな感じだ」
郭嘉「確かにこの前、お腹の方が問題で入院しちゃった人がいましたねー」
貂蝉「……少し、職場環境を改善してやったらどうだ? 流石に哀れだし」
郭嘉「嫌ですよ、そんなの。楽しみが無くなるじゃないですか」
貂蝉「お前の楽しみのせいで病院送りになる奴らの事も考えてやれ」
郭嘉「……貂蝉さんって、あの呂布隊にいる割には常識人ですよね」
貂蝉「言っておくが、あの中で常識をわきまえないのは奉先だけだからな?」
郭嘉「そういえば張遼さんも、結構マトモな人でしたねぇ……」
貂蝉「奉先は戦場以外では全然駄目だから、私たちが色々としなければならないんだよ」
郭嘉「あー……書類仕事とか面倒な手続きとか、そういうの苦手そうですよねぇ、あの人」
貂蝉「幸い、そう言う事はあまりやらずに済むんだがな……無い事も無いわけだし」
郭嘉「ところでさっき、呂布さんの事を駄目って言い切りましたよね……」
貂蝉「……? あぁ、言ったな。それがどうかしたか?」
郭嘉「心酔してる相手にそういう事って言うものですか?」
貂蝉「それはそれ、これはこれ、というやつだ」
郭嘉「言い切りますか」
貂蝉「言い切るとも。お前にはそう言う事はないのか?」
郭嘉「先生に対して、それこれ、って言える事ですか? うーん…直ぐには浮かびません」
貂蝉「……まぁ、そんなものか」
郭嘉「そんなものなんじゃないですか?」
やっと郭嘉が出てきたよー! いやぁ、七回目まで出てこないとはね……。