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早口ではなくなっているけれど、やっぱり展開早いなぁって感じですかね。
くのいちさんに関しては、口元隠すだけでなく、せめて服とか変えていくべきだったと思うんですが。
くのいちさんに関しては、口元隠すだけでなく、せめて服とか変えていくべきだったと思うんですが。
慶次「やっとだよ……やっとまつ姉ちゃん戻ってきたよ……!」
政宗「よかったじゃねぇか、風来坊」
慶次「うん、うん、良かった……本当に良かった」
元就「口元を隠し、他はそのまま。これで気付けぬ他の者どもの目は飾りか?」
半兵衛「いや、もしかしたら彼らは彼女のことを知らなかったのかもしれないよ」
政宗「だから風来坊は直ぐ気付いたが、他の奴らは無反応だった、と」
半兵衛「そういうこと。というか、知ってて無反応だったら逆に怖いよね」
政宗「幸村のヤツなら、知ってても素で気付かねぇだろうがな」
慶次「え? いやいやいや、それは流石に無いだろ」
政宗「アイツは面被られただけで相手の正体が分からなくなるヤツだぜ。それでもか?」
半兵衛「それは、えっと……面の種類は? 目元を隠すだけ? それとも顔全体?」
政宗「目元が一回、顔全体が二回。服は変わってねぇが、どの場合でも気付かなかったぜ」
慶次「うーん、じゃあ、相手のことをちゃんと見てなかったとかは?」
政宗「そりゃねぇな。試合だったしな、相手のことはしっかりと観察していたはずだ」
元就「……何故それで気付けぬのだ?」
半兵衛「謎と言う他ないね……あ、そうだ、名乗った名前は? 流石に偽名だったのかな?」
政宗「だな。天狐だの火男だの……天狗だの、だな。アイツは疑いもしていなかったが」
半兵衛「その辺りが原因なのかもしれないね。顔が見えず、名前は別のものとなれば……」
元就「しかし、面を付けただけだということは、体格や声音は元と変わらぬということであろう。だというのに名が違うということならば、そのことに違和を感じる程度はできるはずだが」
半兵衛「だが、彼は偽名を疑わなかった。違和感があったのならば、たとえ僅かにであれ、疑惑を抱くものだろう。それがなかったということは、彼は見たまま聞いたままを受け入れたということじゃないのかな」
元就「……つまり、面を被った者どもを、知った者と似た体格をした別人とみなした、と」
半兵衛「そういうことだろうね。伝えられたことを、そのまま事実だと受け入れたんだろう」
元就「ふむ……馬鹿ということか」
半兵衛「馬鹿は言い過ぎだよ。騙しやすいだけさ」
慶次「……結論酷くない?」
政宗「てか『騙しやすい』って利用する気満々じゃねぇか」
半兵衛「使えるものは全部使うのが基本だろう?」
慶次「なぁなぁ政宗、今の話ってしない方が良かったんじゃないの?」
政宗「Ah……まぁ、アイツには保護者がいるからな、大丈夫だろ」
慶次「だといいんだけどねぇ……」
半兵衛「そういえば、隠す気の無い変装してる人ってもう一人いたよね」
慶次「天海のこと?」
半兵衛「そうそう。あの長い髪をバッサリ切ればまだ印象変わるのにね」
元就「得物を変えるのも一つの手であろうに、それすらせぬとはな」
政宗「せめて服の色でも変えときゃ多少は話も変わるだろうによ」
慶次「口元隠してるだけだからねぇ……」
半兵衛「顔も隠さず堂々と、別人です、って言わないだけまだマシなのかな?」
政宗「最低Lineは越えてねぇんだよな、そう考えると」
元就「最低限の行動のみしかしておらぬ、とも言えるがな」
慶次「……ちょっと気になったんだけどさ、何人ぐらいちゃんと分かってんのかな」
政宗「天海が誰か、か? 今回の騒動の中で気付いた奴はそこそこいるんじゃねぇか?」
半兵衛「それ以前、はどうかな。分かっているにしては警戒しなさ過ぎだったよね」
慶次「てことは、普通のやつらは分かってないってことか」
政宗「知将連中はまだ分かってる可能性もあるんだろうがな。なぁ、元就?」
元就「さてな。だが、あの程度の変装であそこまで誰も気付けぬとは」
半兵衛「まったく。意外と誰も、幸村君にあれこれ言えないのかもしれないな」
慶次「……それで、今回もあるんだよな? 採点」
半兵衛「あるに決まってるじゃないか。今まで休まずやって来ているんだから当然だろう?」
慶次「だよなぁ……」
政宗「で? 今回はminus何点だ?」
慶次「あぁ、マイナス確定なんだね政宗……」
元就「まず、我からマイナス二十点授けてやろう」
慶次「マイナス二十点!? 何で!?」
元就「馬鹿鬼と馴れ合っていたからに決まっているであろう。それ以外に何があると?」
半兵衛「じゃあ、僕からは零点ということにしておこうか。そこそこ頑張ってたかもしれないけど、大活躍ってほどではなかったような気がするし」
政宗「てことは、マイナス九十点か?」
慶次「……どんどん下に伸びてくなぁ、点数」
まつ姉ちゃんは薬によって洗脳されているという話でしたけれど、洗脳中につけられていたあのマスクは裏側に香とかが仕込まれていて、その香りによって洗脳を強固なものにしている……とか、そんなこともあるんでしょうか。
しかし天海さん、本当に、せめて服ぐらいは忍っぽいのを着せておくべきだったような気がするのですよ? あの格好で忍は流石に無茶だと思うのだけれども……。
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