戦国BASARA(JE)アニメ録・陸

今回の話の途中か後か、カメラの回っていないところで小十郎切腹騒ぎがあったのではないかと思えてならないのですが。そして皆でそれ止めてるの。

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慶次「……政宗、今日は切り傷だらけだけど何があったの？」
政宗「Ah……小十郎が切腹しようとするのを止めてた」
慶次「……え、切腹？　え、右目さん何やってんの！？」
元就「それは別にどうでも良いのだが、両手其々に持っている大きな包みは何だ」
政宗「甘いもん食いたいと思って、甘味作ってきた」
半兵衛「へぇ、手作りか。買ってきたんじゃないんだね」
政宗「まぁな。作り過ぎたし、アンタらも食えよ」
半兵衛「そうだね、それならいただくとしようか。あぁ、でも、飲み物が無いんだよね」
慶次「そういや、備え置いてたやつは全部無くなってたんだっけ。どうする？」
政宗「どうするもこうするもねぇだろ。風来坊、調達してこい」
慶次「もう、何でこういう時はみんな俺に雑用押し付けるかなー！」
半兵衛「良いじゃないか頼られてるんだよ」
慶次「半兵衛、そう思わせたいならせめて棒読み止めてくれ。欠片も信じらんない」
元就「茶番はそこまでにせよ。既に持ってこさせるよう手配している」
元親「おいコラ毛利！　人をパシリに使うなって何度言ったら聞くんだテメェは！」
元就「ふん、貴様ごときが我の為に働けるのだ、むしろ感謝せよ」
元親「ふざけんな！　つーか五秒で来いって何だ無茶苦茶過ぎんだろうがよ！」
元就「どこがだ？」
元親「心底不思議そうな顔で首傾げてんじゃねぇよ！　全部だよ分かるだろ！？」
元就「いや全く」
元親「少しぐらい分かれよ！」
慶次「あー……元親、お疲れ様」
政宗「良かったらアンタも甘味食ってくか？」
元親「……おう、悪いな」
元就「何を言っておるのだ。荷を置いて早急に帰るがよい、馬鹿鬼よ」
慶次「い、いや、そんなこと言わずに一個ぐらいさぁ……」
半兵衛「ところでさ、彼が持って来た飲み物って全部酒なんだけど。今、真昼だよね？」
政宗「……まぁ良いんじゃねぇ？　甘味に酒ってのが若干不安だけどな」
半兵衛「合うものもあるだろうけど、合わないものもあるだろうからね」
元就「使えぬ馬鹿鬼め。大人しく茶を持ってくれば良いものを」
元親「『飲み物を持ってこい』としか伝えてこなかったアンタにも責任あんだろ！？」
政宗「まぁ、持って来ちまったなら仕方ねぇだろ。色々試すのも面白そうだしな」
慶次「お、いいねぇ。楽しみだ」
半兵衛「じゃあ、包みを開けるよ。……しかし、本当にたくさん作ってきたね」
政宗「始めは量は抑えて、俺と小十郎で食べきろうと思ってたんだぜ」
慶次「それが気付いたらこんな量、ってこと？　……食べきれるか怪しいんだけど」
半兵衛「元親君がいても少し残りそうだね。僕や元就君はあまり食べる方ではないし」
元就「竹中半兵衛よ、馬鹿鬼を数に入れるでない。あれは帰す」
半兵衛「でも彼、しっかり居座るつもりみたいだよ。いつの間にか座ってるし」
元就「馬鹿の分際で我が意に背くつもりか……！」
半兵衛「鬼が抜けてるよ、毛利君。馬鹿って単なる悪口じゃないか。馬鹿鬼も悪口だけど」
元就「奴相手ならばその程度の呼び名で充分よ」
元親「毛利、テメェなぁ……！」
慶次「ま、まぁまぁ抑えて。……で、他に誰か呼ぶ？　幸村とかさ」
政宗「アイツ呼んだら俺らが食べる分が無くなるぞ」
慶次「そっか……それは困るな。腹八分ぐらいは食べたい」
半兵衛「じゃあ三成君でも呼ぶ？」
政宗「それは俺に対する嫌がらせか何かか？」
半兵衛「そういうわけじゃないんだけど、彼は少食だし丁度いいかなと思ってね」
元就「少食というならば女性陣の方が適任であろう」
慶次「じゃあ孫市呼ぼう、孫市！」
元親「いや、サヤカのやつはこの刻なら仕事中じゃねぇか？」
政宗「邪魔したら撃たれるかもな」
慶次「………………分かった諦める」
政宗「……残った分を土産に持って帰ってやればいいだろ」
慶次「……！　政宗ありがと大好き！」
政宗「抱きつくな暑苦しい！　西海の、早く剥げ！」
元親「はいはい。……ほら、感極まったのは分かるから離れてやんな」
半兵衛「さて、話が纏まったところで秀吉呼ぼうか。今暇だし、きっと直ぐ来てくれるよ」
慶次「え、秀吉が来たら甘味残らないよな？」
半兵衛「それはそうだろうね。秀吉は大きいから、普通の人より食べるし」
慶次「土産に持って帰る分無くなるよな？」
半兵衛「当然だね。無くそうと思っての提案だし」
慶次「何でお前はそういうこと言うんだよ……！」
元就「いつものことであろうに」
半兵衛「その一言が全てを物語っているよね」
元親「あー……その、何だ、今回もアンタこういう立ち位置なのな。……飲むか？」
慶次「……飲む」
政宗「後で俺も飲むから残しとけよ」

半兵衛「ちなみに今回の点数だが、特に大きな活躍も無かったからマイナス五点だよ
慶次「やっぱり減るんだな……」

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アニバサ録に久々の登場ですアニキ。


ところで黒田さんの鍵は実際、今どうなってるんですかね。

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戦国BASARA(JE)アニメ録・伍

そろそろ小十郎は雷を落とすべきなのではないだろうか。
とか思いつつ見ていた第五話。果たしてアニメにサンデーは出るのだろうか。

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半兵衛「……サンデー登場まであと何話かな」
元就「そのような戯言を口にするでないわ！」
慶次「いやでも、ザビー教に対してあんな反応してたわけだし……」
政宗「jokeとも言いきれねぇよな」
半兵衛「そうなると基本的にシリアスな雰囲気がぐだぐだに変わるわけだけど」
慶次「暗いのよりは、そっちの方がずっとマシだと思うけどねぇ」
元就「貴様の意見など知らぬわ！　とにかく、我はそのような展開など望まぬ！」
半兵衛「それなら、大友を滅ぼせばいいじゃないか」
元就「……」
慶次「あれ、沈黙？」
元就「……直接であれ間接であれ、奴らとはこれ以上関わろうと思えぬ」
政宗「今、直接行けば間違いなく洗脳されるだろうな。間接だったら大丈夫じゃねぇか？」
元就「本当にそう思うか？　絶対に、間違いないと、断言出来るのだな？」
政宗「Ah……そう言われると悩むな」
半兵衛「何だかんだで最後には、君の所に行きつきそうな気がするしね」
慶次「有り得ない……とは言い切れないよねぇ」
元就「分かったか。故に、我が望むのは、奴らとの関係を完璧に断絶することよ」
半兵衛「まぁ、それができるかが、一番怪しいんだけどね」
元就「…………」
慶次「半兵衛、あまり元就虐めてやんなって……死にそうな顔してるじゃんか」
半兵衛「ははは、元就君にとってザビー教は本当に鬼門なんだねぇ」
慶次「笑ってやるなってば！」
元就「……前田慶次、後で日輪の裏へ参れ」
慶次「えっと日輪って、アニバサ弐で壊れたあれ？　ってか呼び出しされんの俺！？」
元就「日輪は完全に直したに決まっているであろう。貴様を呼ぶのは苛立ち故ぞ」
慶次「気になったのはそこじゃなくて！　何で半兵衛呼び出さないの！？」
元就「呼んだところで奴が大人し来ると思うか？　来ぬか、代理をよこすだけであろう」
慶次「……なぁ、その代理ってもしかしなくてもさぁ」
政宗「アンタが第一候補なんじゃねぇの？」
半兵衛「流石だね、分かってるじゃないか」
慶次「やっぱり俺が第一候補なんだ……」
半兵衛「当然じゃないか。安心しなよ、代理はちゃんと考えて選んでるから」
元就「ふむ。では、今回の選出理由は何だ」
半兵衛「大人しく君の所に行って、サンドバックになってくれそう、ってところかな」
慶次「半兵衛の鬼！　悪魔！　性悪！」
半兵衛「性悪だなんてひどいな。それに鬼は元親君だよ。悪魔は……悪魔っていたっけ？」
政宗「魔王ならいるけどな。悪魔か……魔王のオッサンの兼任でもよくねぇか？」
慶次「それはちょっと無理矢理すぎない？　……悪魔っていったら天使の敵だよな」
半兵衛「天使、っていったら、日ノ本だとザビー教に関わるものになるのかな」
慶次「ってことはザビー教の敵が悪魔、とか？」
半兵衛「そういう考え方もあるんじゃないかと思っただけだよ。元就君はどう思う？」
元就「ふむ……竹中半兵衛よ」
半兵衛「何かな」
元就「貴様は、『ブラッディエンジェル』の存在を覚えているか」
半兵衛「漫画のタイトルだろう？　忘れてはいないけど……え、それ引っ張ってくるの？」
元就「無論だ。あれは石田三成の代名詞となっているのではないか、と考えているのでな」
政宗「そりゃ……有り得ない話じゃねぇな」
慶次「だね。あの題名インパクト強いから詳しく知らなくても覚えちゃいそうだし」
元就「というわけだ、奴のことでも良かろう」
半兵衛「確か彼のイメージって堕天使の方だった気が……」
元就「些細なことぞ。気にするでない」
半兵衛「些細じゃない気がするんだけど。……まぁ、いいか。今回は譲っておくよ」
慶次「じゃあ、天使は凶王さんで決定だな。となると次は悪魔の方だけど……」
政宗「石田の敵なら、どう考えても家康だろ」
半兵衛「家康君だね」
元就「むしろ奴以外の誰を選ぶというのだ」
慶次「……やっぱりそうなるよな」
元就「では徳川家康が悪魔ということで良いな」
慶次「……今の話の流れだとそうなるんだけど、改めて言われると違和感しかないねぇ」
半兵衛「爽やかな笑顔で絆を説く悪魔だからね」


半兵衛「さて、話を変えて今週の慶次君だが」
慶次「今回、俺の出番なかったんだけど」
政宗「流石にこれで点数付けんのは無理だろ」
元就「では、増減は無しか」
慶次「良いのか悪いのか分かんないけどな」
元就「ふむ。……時に政宗よ、何故髪が所々焦げているのだ」
政宗「……小十郎に雷落とされたんだよ」
慶次「あぁ、比喩じゃなくて本当の雷落とされたんだ……」

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実はブラッディエンジェル読んだことがないのです。今度読んでみようかな。

アニメでは宗麟が元気そうでなによりと言うべきか。アニメ中ではサンデーは難しいかもしれないけれど、OVAならどうにかなるんじゃないかなとか考えてました。ザビー教vs残り皆、みたいな。


ちなみに今回も筆頭は部屋の隅で膝抱えて座ってます。

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戦国BASARA(JE)アニメ録・肆

やっぱり覚えてもらえていなかったね、という第四話。
大谷さんの呼びかけにすぐ反応する三成が流石という感じでした。

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慶次「え、まつ姉ちゃん、そんなところにいたんだ！？」
政宗「あのgentlemanのところだと思ってたんだがな」
慶次「俺も俺も。思い込みってやつは怖いねぇ」
半兵衛「いや、というかさ、彼ってこのアニメに出てくるの？」
元就「ふむ……しばし待て、竹中半兵衛。OPを確認する」
慶次「そっちよりキャスト見た方が早くない？」
政宗「んじゃ、ま、castも確認しとくか。確かこのstudioにあったよな、書いてある書簡」
半兵衛「物置に放りこんだまま放置してあるんだったよね。慶次君、捜索よろしく」
慶次「言いだしっぺだし、そういう流れになるとは思ってたし……今回は文句言わないよ」
半兵衛「それは良かった。では、できるだけ早く事を終わらせるんだよ。具体的には……」
慶次「具体的には？」
半兵衛「……そうだね、元就君がOPを見終わるまで、というのはどうだろう」
慶次「ちょっとそれはタイムリミット厳しすぎるんじゃないかな！？」
政宗「ツッコミ入れてる暇あったらとっとと行ってこい、風来坊。時間ねぇんだろうが」
慶次「あ、うん、そうだな！　じゃ、行ってくる！」
半兵衛「送れたら罰ゲームだからねー。……行ったか。間に合うと思ってるのかな？」
元就「さてな。間に合わせなければ、とは思っておるかもしれぬが」
政宗「ん？　もうOP終わったのか？」
元就「制限時間の話が出ていた頃には既に終わっておったが」
政宗「なら、その時に終わったって言っといてやれよ」
元就「何を言う。黙って見守ることも、時には優しさとなるのであろう？」
政宗「アンタのそれはどう考えても優しさじゃねぇよな？」
半兵衛「しかし、そういうことなら、罰ゲームの内容を少し簡単にしてあげるべきかな」
元就「何を生温いことを。敗北しかない勝負に乗った者ぞ、厳しくしても良かろう」
慶次「毎回思うんだけど、半兵衛も元就もさ、何でそんなに俺に厳しいの？」
半兵衛「おや、もう帰ってきたのか。早かったね」
慶次「そりゃ、出ていく前にあんなやり取りしたら急ぐだろ」
元就「急いだところで結果は変わらぬ勝負であったがな」
慶次「あぁそうだね！　アンタが何か言ってくれてたら色々変わったかもしんないけどね！」
元就「我がさような事をするとでも思うか？」
慶次「思わないっていうか、思えないよ……！」
政宗「で、だ。風来坊、書簡は見つかったか？」
慶次「あ……あぁ。それは見つかったよ。で、ざっと見た感じ、名前は無かったかな」
半兵衛「ふぅん。……今まで聞いていなかったけど、元就君、君の方はどうだったんだい？」
元就「髭の一本も映っておらなかったが」
半兵衛「ということは、彼の出演は無い、ということなのかな」
元就「ふん、よいことではないか。何の問題もあるまい」
政宗「serious sceneでふざけられても何だしな。OK、確かに、問題はねぇ」
慶次「……あ、そいえばさ、OPに出てるのに、まだ本編で出てない人もいるよな」
元就「それは黒田官兵衛のことか」
半兵衛「彼か……音沙汰ないよね。いつ出るのかな」
政宗「次で五話目だぜ？　そろそろ出るんじゃねぇの？」
元就「出ずとも良かろう。その分、我らの出番が増えるというものよ」
慶次「まぁ、アンタならそう言うようなぁ」
半兵衛「でもさ、出番があることが幸せとは限らないんだよね」
元就「出番があってもロクな目に合わぬ可能性もある、と」
半兵衛「その実例が、今回も部屋の隅で膝を抱えて座ってるし。ねぇ、政宗君？」
政宗「……次の次から巻き返す」
元就「次回から、とは言わぬのだな」
政宗「あのtitleでそれを言えってか？」
半兵衛「無理だよね。あそこで君が完勝すると、このアニメの方向性が変わるし」
元就「貴様はまだマシな方であろう。後に見せ場が約束されておるだろうからな」
半兵衛「けどさ、今のままだと、それすら不安だと思わないかい？」
政宗「……最終回まで今のままだったら部屋に籠ってやる」
慶次「アンタの右目相手に、それは難しいんじゃないかなぁ……？」
半兵衛「片倉君なら、無理矢理障子を開けて引っ張り出すぐらいするよね」
元就「籠ることを止めぬ限り、小言もついてくるのであろうな」
慶次「なぁ……諦めた方が良いんじゃない？」
政宗「……いざとなったら政務全部片付けてから家出でもするか」
半兵衛「逃げ切れるとは思わないけどね」
慶次「やっぱり諦めとけよ、政宗」
政宗「……チッ」

半兵衛「さて、では今回の慶次君の点数についてだ」
慶次「あー、うん。忘れてないよな。忘れてくれた方が良かったけど」
半兵衛「当然覚えているさ。今回はそうだね、特に何もしてないしマイナス五点で」
慶次「何が何でも減らす気か！？」
半兵衛「安心しなよ。フィンプレーがあればちゃんと点数は上げるさ」
政宗「アンタのことだ、そのfine playの基準は随分と厳しいもんなんだろ」
半兵衛「当たり前じゃないか。そうでないとファインプレーとは言わないだろう」
元就「では現在はマイナス六十五点か。終了時の点数が見物よ」
慶次「…………零点になるかも怪しいなこれ」

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素敵紳士の出番は無いのか……なんか、何故か、あるものとばかり思ってた。劇場版で出たんだからアニメでは諦めてってことなのだろうか。

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戦国BASARA(JE)アニメ録・参

今回の話では、鶴姫の名前のフォントが丸くて可愛らしくて印象的でした。
あとは、息ぴったりな「家康ぅ！」とかかな。

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半兵衛「三話目にして台詞付きおめでとう、慶次君。遅刻してたけど」

慶次「お前は一言余計だな！　けどまぁ、ありがとう、とは言っておくよ」

半兵衛「素直に礼を言われてしまうと、何だかもっと余計な言葉を付けたしたくなるね」

慶次「いやいやいやいや、普通に受け取れよ。余計な言葉はもういらないから！」

半兵衛「何でだい？　遠慮する事なんてないんだよ？」

慶次「遠慮とかじゃなくて、切実なお願いなんだってば！　お前分かって言ってるよな！？」

半兵衛「当然じゃないか」

慶次「……分かってるならもう少し優しくしてくれ」

半兵衛「無理」

慶次「考える間もなく即答かよ！？」

元就「それこそ当然であろうに、何を大声を出しておるのだ」

政宗「叫ばねぇとやってらんねぇんだろ。あとノリじゃねぇの」

元就「ふむ。……時に政宗よ」

政宗「Ah？　何だ？」

元就「何故スタジオの隅で小さくなって膝を抱えて座っておるのだ」

政宗「や……我がことながら、夢に引き摺られて半狂乱はねぇだろ、って思ってな……」

元就「成程。全国に無様を晒したが故、穴があったら入りたい……ということか」

政宗「That’s right……ついでに、その穴の上に蓋して重石でも置いてくれりゃperfectだ」

半兵衛「しかし、そんなことを片倉君が許すわけも無いよね」

政宗「そりゃな。庭に穴掘ってるところを見つかって、道具一式取り上げられちまった」

慶次「本当に実行する気だったんだ！？」

半兵衛「しかし片倉君が邪魔するから、大人しく不貞腐れるしかないと」

慶次「その結果が体育座りかぁ……なんか、雨の日の元就みたいだな」

半兵衛「雨の日の元就君は、あの恰好な上に魂が抜けてるよね。政宗君の方がまだマシか」

元就「何を言う。日輪に拝謁できないのだ、その程度は当然であろう」

慶次「……元就ってさぁ、将来日輪と結婚するんじゃない？」

半兵衛「流石にそれはないと思うけど……ないよね？」

政宗「俺に訊くな。訊くなら本人だろうが」

半兵衛「嫌だよ。それで肯定されたら困るじゃないか」

政宗「……そりゃ困るな」

半兵衛「だろう？」

慶次「折角の恋だし祝ってやりたいのは山々だけど、それはなぁ……」

元就「貴様ら、聞こえておるぞ」

半兵衛「おや、それは失礼」

元就「……まぁ良い。アニメに話を戻すぞ」

半兵衛「あ、それなら一つ言いたい事があったんだよね」

元就「ふむ、申してみるが良い、竹中半兵衛」

半兵衛「元就君からの許可も出たことだし、では早速……慶次君」

慶次「あれ、俺？」

半兵衛「そう、君だよ。あの状況で頬なんて赤らめてさ、何、乙女？　乙女なの君？」

慶次「あっ、あれは……いやだって、そうなるだろ！　なるよな！？」

政宗「だから何で俺に訊くんだよアンタら！　あとなんねぇよ！」

慶次「え！？　あんなに格好良かったのに！？」

政宗「格好良かったとしてもだ！」

慶次「ちょっとくらいドキドキするだろ！？」

政宗「仮にそうなったとしても、頬染めるまではいかねぇ！」

元就「訊かれる前に言っておくが、我も政宗と同意見ぞ」

半兵衛「君はそもそも、ドキドキもしないし格好いいとも思わないんだろう？」

元就「愚問よ」

半兵衛「だろうねぇ」

慶次「じゃあ半兵衛は……あんな質問するぐらいだし、政宗と同じかぁ」

半兵衛「どっちかというと、政宗君よりは元就君寄りかな」

政宗「男武将連中の中で、っつー話なら、アンタの同類は少ねぇだろ」

半兵衛「女性陣を入れたら、そんなこともないんだろうけどね」

慶次「うーん、否定できそうにないや。ま、別に少数派でも良いけどさ」

政宗「良いなら何で最初あんなに必死だったんだよアンタ」

慶次「必死ってほどじゃなかったと思うんだけど……いや、バッサリ否定されたから」

政宗「つい、ってか。……ま、分からねぇ話でもねぇな」

慶次「だろ？　っていうか、半兵衛の言い方が悪いのがいけないと思うんだよ」

半兵衛「安心しなよ、相手を選んでそういう言い方をしているから。問題ないさ」

慶次「どうしよう、全然安心できないんだけど」

政宗「まぁ、安心させようなんて全然思ってねぇだろうしな」

元就「本心から安心させようとしておるというのなら、逆に安心できぬが」

慶次「あー、分かる。何か怖いよな」

半兵衛「まったく、君たちは人の善意を何だと思ってるのかな。……悲しいよ」

慶次「あ……いや、その……」

半兵衛「まぁ、政宗君の言葉が正しいんだけどさ」

慶次「……だと思ったよ！」

政宗「ちなみに半兵衛、慶次の点数どうなった？」

半兵衛「遅刻をしたのでマイナス十点、というところかな。現在はマイナス六十点だ」

慶次「終わるころにはプラスになってるかなぁ……」

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三成と元親の「家康ぅ！」がピッタリ過ぎでした今回。


筆頭は来週もぼっこぼこにされるんじゃないかという不安が。幸村も大失敗しそうな予感だし。
タイトルも迷走ですし、どうなってしまうことか。

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戦国BASARA(JE)アニメ録・弐

今回は前回ほど早口では無かったですね。
いつ筆頭が馬から落ちるかと、少しハラハラしながら見てました。

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慶次「癒しが欲しい」

政宗「唐突だなオイ」

慶次「だって、展開が余りにも鬱々としててさぁ……」

政宗「まぁな……武田のオッサンは倒れたし、四国も壊滅状態だ」

慶次「こういう時こそ、誰もが楽しく笑える、明るくぱぁっとした話が欲しいだろ？」

半兵衛「今のところ、そんな話が出てくる様子は全く、これっぽっちも、無いわけだがね」

慶次「それは分かってるけど、何もそこまで強調しなくても……」

元就「何、その内動きもあろう。その結果、さらなる鬱展開が訪れる可能性もあるがな」

半兵衛「さらなる鬱展開か……全滅エンドとか？」

政宗「や、最悪でも一人は残るだろ」

元就「その一人が石田三成や徳川家康ではない可能性もあろうがな」

半兵衛「僕としては、三成君や大谷君に生き残って欲しいんだけどね」

慶次「……いや、あの、終わりは大団円でお願いしたいんですけど」

元就「無理であろう」

慶次「バッサリ切るなぁ……」

政宗「……しかし、実際、ENDはどうなんのかね」

半兵衛「それは誰もが気にしているところだろうけれど……まだ、二話目だしねぇ」

元就「未だ台詞の無い者も居るのだ、今後の動きでどうとでもなろうな」

慶次「俺もまだ、台詞無し組なんだよなぁ……次の話ぐらいで台詞ないかな？」

半兵衛「君は十話目ぐらいに始めて喋れば良いんじゃない？」

政宗「十話ねぇ……五話ぐらいが限度じゃねぇか？」 

慶次「で、出来るだけ早いといいなー、なーんて……」

元就「出番が無ければ存在を忘れられるからと、そう焦る必要もあるまい」

半兵衛「そうだよ。出番があったところで……ねぇ？」

慶次「半兵衛、その色々含んだ視線を向けるの止めて頼むから。心が痛い」

半兵衛「仕方ないな……じゃあ、脱線してきたことだし、新たなお題を僕から提供しよう」

元就「ふむ、では聞かせてもらおうか」

半兵衛「次回のタイトルを覚えているかな」

政宗「『同盟』だったか？」

半兵衛「そうそれ。どうなると思う？」

慶次「どうなる、って言われてもなぁ……そのまんまで、誰かと誰かが同盟結ぶんだろ」

半兵衛「そのまま過ぎるよ。減点五十点」

慶次「五十点って酷くない！？　ていうかその点数って何！？」

半兵衛「今回のアニメにおける君への評価。ちなみに現在はマイナス五十点だよ」

慶次「今まで零だったの！？」

政宗「そりゃそうだろ。アンタはまだちゃんと登場してねぇって話したばっかじゃねぇか」

半兵衛「それでどうして、零じゃないと思うんだい。点数を付けようがないじゃないか」

慶次「そっか。今回のアニメにおける、って言ってたもんな」

元就「マイナスから始まらなかったことに感謝でもしておくが良い」

半兵衛「まったくだ。僕は最初、マイナス百点からにしようかと思っていたんだよ？」

慶次「ソレはちょっと厳しすぎやしませんかねぇ……？」

政宗「五百点とか言われなかっただけマシだろ」

慶次「あぁ、それ有り得そう。っていうか普通にやるよな、半兵衛なら」

元就「うむ。それが零であったとは、何事かあったか？」

半兵衛「慶次君の評価をマイナス千点からにしようかな、って呟きを秀吉に聞かれてね」

慶次「……それで？」

半兵衛「肩に手を置かれて、『せめて零点からにしてやれ』って言われてさ、仕方なく」

慶次「……ありがとう秀吉！　本当に助かった！」

政宗「Ah ……流石に哀れと思ったか？」

元就「であろうな。ここは嬉々として、もう千ほど負債を増やすところであろうに」

政宗「そう考えるのは多分アンタぐらいのもんじゃねぇか……？」

半兵衛「というか千点っていうのは単なる思い付きで、本気ではなかったんだけどね」

慶次「……あれ、ちょっと待って。じゃあ何で今、減点されてんの？　アニメでの点数だろ？」

半兵衛「気分だよ。良いじゃないか、五十点ぐらい。頑張って挽回しなよ」

慶次「えー……ま、五十点はマシな方だよな。千点と比べると。

　　　……あれ？　これって実は、凄く優しいハンデなんじゃない？」

政宗「流されんな風来坊。そのhandicapは存在する方がおかしいもんだ」

半兵衛「さて話を戻して『同盟』だよ。元就君は大谷君と手を組んでいるようだけど」

元就「問題は他方で、どのような同盟の話が、どの程度まで進むかであろう」

政宗「titleにするだけしといて、最後のsceneで『同盟を結ぶ』とか宣言するのもアリだしな」

慶次「あ、そういうのもあんのか」

政宗「可能性の一つだけどな。まぁ、この展開じゃあねぇとは思うが。アンタの予測は？」

慶次「俺は、そうだな、仲間集めみたいになんのかなって思ったけど」

半兵衛「恐らく、実現するとしたらは慶次君の案の方だろうね」

政宗「だな。となると、今まで喋ってねぇ奴らもぞろぞろ出てくるんじゃねぇか？」

慶次「ってことは俺の出番もあるって事かな？」

元就「何を言う。貴様は最低でも五話目まで出てくるでないわ。盛大に遅刻せよ」

半兵衛「それが良い。のんびりとして、出番を忘れるといいよ。そして遅刻するんだ」

慶次「何でお前ら俺を遅刻させたがんの！？　ていうか一話で出てるから遅刻と違う！」

元就「あのような顔見せ程度の登場はカウントせぬ。諦めよ」

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追撃に遭った時、つまり銃撃に遭った時ですが、あの時筆頭が落ちるんじゃないかと本当にひやひやしました。小十郎が左手を後ろに回して支えてましたけど、下の方でしたし。羽織を使って、ロープみたく胴のあたりで括りつけてしまえばよかったんじゃないかなぁって思わないでもない。その方が安全じゃないかなぁ。

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