戦国BASARA(JE)アニメ録・参

今回の話では、鶴姫の名前のフォントが丸くて可愛らしくて印象的でした。
あとは、息ぴったりな「家康ぅ！」とかかな。

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半兵衛「三話目にして台詞付きおめでとう、慶次君。遅刻してたけど」

慶次「お前は一言余計だな！　けどまぁ、ありがとう、とは言っておくよ」

半兵衛「素直に礼を言われてしまうと、何だかもっと余計な言葉を付けたしたくなるね」

慶次「いやいやいやいや、普通に受け取れよ。余計な言葉はもういらないから！」

半兵衛「何でだい？　遠慮する事なんてないんだよ？」

慶次「遠慮とかじゃなくて、切実なお願いなんだってば！　お前分かって言ってるよな！？」

半兵衛「当然じゃないか」

慶次「……分かってるならもう少し優しくしてくれ」

半兵衛「無理」

慶次「考える間もなく即答かよ！？」

元就「それこそ当然であろうに、何を大声を出しておるのだ」

政宗「叫ばねぇとやってらんねぇんだろ。あとノリじゃねぇの」

元就「ふむ。……時に政宗よ」

政宗「Ah？　何だ？」

元就「何故スタジオの隅で小さくなって膝を抱えて座っておるのだ」

政宗「や……我がことながら、夢に引き摺られて半狂乱はねぇだろ、って思ってな……」

元就「成程。全国に無様を晒したが故、穴があったら入りたい……ということか」

政宗「That’s right……ついでに、その穴の上に蓋して重石でも置いてくれりゃperfectだ」

半兵衛「しかし、そんなことを片倉君が許すわけも無いよね」

政宗「そりゃな。庭に穴掘ってるところを見つかって、道具一式取り上げられちまった」

慶次「本当に実行する気だったんだ！？」

半兵衛「しかし片倉君が邪魔するから、大人しく不貞腐れるしかないと」

慶次「その結果が体育座りかぁ……なんか、雨の日の元就みたいだな」

半兵衛「雨の日の元就君は、あの恰好な上に魂が抜けてるよね。政宗君の方がまだマシか」

元就「何を言う。日輪に拝謁できないのだ、その程度は当然であろう」

慶次「……元就ってさぁ、将来日輪と結婚するんじゃない？」

半兵衛「流石にそれはないと思うけど……ないよね？」

政宗「俺に訊くな。訊くなら本人だろうが」

半兵衛「嫌だよ。それで肯定されたら困るじゃないか」

政宗「……そりゃ困るな」

半兵衛「だろう？」

慶次「折角の恋だし祝ってやりたいのは山々だけど、それはなぁ……」

元就「貴様ら、聞こえておるぞ」

半兵衛「おや、それは失礼」

元就「……まぁ良い。アニメに話を戻すぞ」

半兵衛「あ、それなら一つ言いたい事があったんだよね」

元就「ふむ、申してみるが良い、竹中半兵衛」

半兵衛「元就君からの許可も出たことだし、では早速……慶次君」

慶次「あれ、俺？」

半兵衛「そう、君だよ。あの状況で頬なんて赤らめてさ、何、乙女？　乙女なの君？」

慶次「あっ、あれは……いやだって、そうなるだろ！　なるよな！？」

政宗「だから何で俺に訊くんだよアンタら！　あとなんねぇよ！」

慶次「え！？　あんなに格好良かったのに！？」

政宗「格好良かったとしてもだ！」

慶次「ちょっとくらいドキドキするだろ！？」

政宗「仮にそうなったとしても、頬染めるまではいかねぇ！」

元就「訊かれる前に言っておくが、我も政宗と同意見ぞ」

半兵衛「君はそもそも、ドキドキもしないし格好いいとも思わないんだろう？」

元就「愚問よ」

半兵衛「だろうねぇ」

慶次「じゃあ半兵衛は……あんな質問するぐらいだし、政宗と同じかぁ」

半兵衛「どっちかというと、政宗君よりは元就君寄りかな」

政宗「男武将連中の中で、っつー話なら、アンタの同類は少ねぇだろ」

半兵衛「女性陣を入れたら、そんなこともないんだろうけどね」

慶次「うーん、否定できそうにないや。ま、別に少数派でも良いけどさ」

政宗「良いなら何で最初あんなに必死だったんだよアンタ」

慶次「必死ってほどじゃなかったと思うんだけど……いや、バッサリ否定されたから」

政宗「つい、ってか。……ま、分からねぇ話でもねぇな」

慶次「だろ？　っていうか、半兵衛の言い方が悪いのがいけないと思うんだよ」

半兵衛「安心しなよ、相手を選んでそういう言い方をしているから。問題ないさ」

慶次「どうしよう、全然安心できないんだけど」

政宗「まぁ、安心させようなんて全然思ってねぇだろうしな」

元就「本心から安心させようとしておるというのなら、逆に安心できぬが」

慶次「あー、分かる。何か怖いよな」

半兵衛「まったく、君たちは人の善意を何だと思ってるのかな。……悲しいよ」

慶次「あ……いや、その……」

半兵衛「まぁ、政宗君の言葉が正しいんだけどさ」

慶次「……だと思ったよ！」

政宗「ちなみに半兵衛、慶次の点数どうなった？」

半兵衛「遅刻をしたのでマイナス十点、というところかな。現在はマイナス六十点だ」

慶次「終わるころにはプラスになってるかなぁ……」

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三成と元親の「家康ぅ！」がピッタリ過ぎでした今回。


筆頭は来週もぼっこぼこにされるんじゃないかという不安が。幸村も大失敗しそうな予感だし。
タイトルも迷走ですし、どうなってしまうことか。