白辺高校 お昼の質問コーナー③

今回はW組の中から代表三名で。

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『第三回！お昼の質問コーナーの時間がやって参りました。今回は二年D組から三名に来ていただきました！』
『…来なくて良かったんだが』
『まぁまぁウイングさんそんなこと言わないで』
『…』
『何で鳥肌立ってるんですか？』
『多分…敬語使われてるからだと…あとさん付けも。いつもはしてないでしょう？』
『だよな…ちょっと怖いよな…』
『失礼な。オレだってやるときはちゃんと敬語使いますって』
『実際に使ってるわけだしね…で、質問というのは？』
『あ、そうそう。ペンネーム・疫病神さんからの質問です』
『疫病神って…僕、一人しか心当たりいないんだけどな…』
『サンドロックさんが怒ると怖いというのは本当ですか？、だそうです』
『…何で疫病神がそんなの気にすんだ？』
『あぁ、それは多分某丼さんがどこかの死神の弱点を探そうとしていたところで偶然、そういう話を聞いたからだそうで』
『死神って…オレだよな…？何で調べられてんの？』
『あぁ、この前怖い話で気絶させたからじゃない？某丼さんの事』
『仕返しのために情報収集、というところだろう。どうせ某掃除機も話に加わっているんじゃないか？あそこはいつも三人で動いているからな』
『多分そんな感じで合ってると思いますよ？で、回答は？』
『えーっと…僕、そんなに怖くないと思うんですけど』
『……え』
『……』
『ちょ…ちょっとウイング！デスサイズ！？二人とも、その反応何！？僕、怖いの！？』
『怖いって言うか何って言うか…なぁ？』
『少なくとも刃向かう気にはなれないな』
『つまり怖いって事？あのくらい普通じゃないか』
『…普通…あれで？』
『お前、普通の定義間違ってないか？良かったらオレの辞書を貸すが』
『……二人とも…帰ったら覚悟しててね』
『…！？』
『……っ』
『あーあ、やっちゃって…てなわけで、お昼の質問コーナー、今回も平和的に終了でーす』

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質問主さんたちはどこかの悪童たちです。