戦国BASARA弐アニメ録・拾

色々100題企画中ですが、アニバサ録はきっちりと。

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半兵衛「何と言うかアレだよね。元親君は早くいなくなれば良いよね」

慶次「半兵衛……ついにお前まで……」

元就「竹中半兵衛よ、ようやくかの馬鹿鬼の鬱陶しさが分かったか」

半兵衛「あぁ……今更すぎて実に申し訳ないが、早く潰したいと今なら本気で思えるよ」

元就「分かればよいのだ。これからは二人、共に馬鹿鬼を滅するべく……」

元親「……おいテメェら」

元就「む。幻覚か？何故おるはずのない物体がここにあるのだ？」

半兵衛「奇怪だねぇ……どっかの忍なら出来るかな、こう言う事」

元就「さて……どうであろうな。出来るのならば利用したいが」

半兵衛「同じく。……さて、ところで、ここに本来居るはずないこの物質はどうしようか」

慶次「お前らさぁ……物体とか物質とか……人扱いしてやれよ」

元就「このような物体、物で十分であろうが」

半兵衛「そういうことだよ。僕らは相応の態度を取っているさ」

慶次「うっわぁ……」

元親「つーかよぉ……つまりそりゃ、俺に喧嘩売ってるって事で良いんだな？」

元就「喧嘩など物体相手に誰が売るか。我らは処分の話をしておるのだ」

半兵衛「この場合って不燃物？可燃物？……可燃物で良いよね？」

元親「よっしゃテメェら表出ろ」

元就「断る」

半兵衛「面倒だしねぇ」

元親「ッ……こいつら……！」

慶次「元親落ち着いて！」

元親「これで落ちつげふぁッ！？」

政宗「よ。着地地点はここで合ってるか？」

慶次「政宗！？」

元就「完全過ぎるほど『ばっちぐー』ぞ」

半兵衛「素晴らしいよ、政宗君。その正確さは拍手ものだ」

政宗「Thank you ……っと」

元親「がふ……っ」

慶次「政宗！もっと気を使って元親から下りてあげて！？今、軽く血ぃ吐いたよ！？」

政宗「Ah？……だらしねぇな。このくらいで血なんざ見せやがって」

慶次「元親の腹を勢いよく蹴りつけて飛び降りた人がそういう台詞言っちゃダメ！」

元就「しかし……政宗よ、一体どうしたというのだ」

政宗「何がだ？」

元就「上から降ってきた事はこの際置いておくとして、」

慶次「あ、そこは置いとくんだ」

元就「何故、馬鹿鬼の上の降りた？」

慶次「……あれ？アンタらと示し合わせたとかじゃないんだ？」

半兵衛「まさか。そんな事、一言も言ってないだろ」

慶次「いや、でも、さっき政宗が降ってきた時のやり取りとか見てたらさ」

半兵衛「あれは政宗君が素敵過ぎる程ドンピシャな場所に降って来たから思わず、だよ」

元就「その通りぞ。して、政宗よ、答えを聞かせてもらえぬか？」

政宗「ムシャクシャしてたんだよ」

慶次「え……？」

政宗「ようやく小十郎に再会できるかと思ったら、いたのは松永久秀onlyだぜ？」

元就「ふむ……それは少々腹が立つやもしれぬな」

政宗「その上、爆弾やら何やら無駄に用意されまくってやがるし」

半兵衛「今思ったんだけど、大量のあの火薬、一体どこから持ってきてるんだろうね？」

慶次「や……そんなの俺に訊かれても困る」

政宗「崖からは落ちるし、散々だろ」

半兵衛「それで『ムシャクシャしてた』……と？」

慶次「気持ちは分かるんだけどなぁ……」

元親「……俺が……こんな目に遭う理由、無ぇよ……なぁ」

半兵衛「あ、復活した」

元就「しかし、貴様は貴様であると言う時点で既に、こうなる運命を背負っておるのだぞ？」

元親「そんな運命要らねぇよ……」

元就「知らぬな、そのような弱音」

元親「……」

慶次「……ドンマイ元親」

元親「…………おう」

政宗「ま、スッキリさせてもらったから礼だけは言っとくぜ、西海の鬼」

元親「…………………おう」

半兵衛「良かったじゃないか、元親君。君の存在が一人の人間のストレスを軽減したんだ」

元就「ふむ。鬱陶しいだけが取り柄の馬鹿ではなかったという事よな」

元親「……見直されてんのか貶されてんのか分かり辛ぇ……」

慶次「十中八九貶されてると思うけどな……」

政宗「ま、生きてりゃ良い事もあるだろ」

元親「……そう思う事にしとく」

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何か最近、毎回『元親さんごめんねトーク』から始まってる気がするのですが。
まぁ、毛利さんがレギュラーにいるのだから仕方ない…のでしょう。