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久々にGPさんちのお話。ただし末っ子はいない。ごめんねステイメン……。
某氏からの「料理自慢」というリクより。
正直、自慢してるか……? みたいなところはありますが大目に見ていただきたく……。
「そういやさ、お前、でらーずにいるときは飯とかどうしてたんだ?」
「は? 突然何だ」
「いや、何となく。ちゃんと自炊してたのかなーって思っただけ」
「……」
で? と首を傾げてくる相手に沈黙を返す。
こんな事、別に隠す必要はないとは思う。が、言いにくいものは言いにくい。正直に答えたら絶対に何か言われるという確信がそこにあるというのに、進んでそれを話せる人間(というかMS)がいるというなら是非紹介して欲しいものだ。
しかし。
そう思いはしていても、じぃ、とこちらを見つめ続けてくる視線には、そう勝てるものでもないわけで。
「……自炊してたな」
結局、GP-02は渋々と口を割った。
「え、本当? てっきりオレ、コンビニとか食堂とかで済ましてたかと思ってた」
そして返って来た兄からの反応がこれである。
何度も何度も瞬きをするGP-01から、静かに視線を外す。
何となく、こうなる事は分かっていた。この兄だから。
「あー、でも、さっちゃんってオレに似て料理大得意だもんなー。見た目にそぐわず何気に器用だし、意外と細かい作業も黙々と出来るタイプだし」
そうして、こうなる事のも分かっていた。この兄だし。
……だからこそ言いたく無かったというのに。
持っている包丁を突き刺してやりたい衝動と戦いながら、言う。
「さっちゃん言うな。刺すぞ」
「わー怖い」
「笑いながら言うんじゃねぇよ、腹立つだろうが。あと何気に『オレに似て』料理上手って言ってたが、もしかして自慢か?」
「うん、もしかしなくても自慢。ていうか事実?」
「……本っ当、テメェ、良い性格してるよな」
「えへへ」
「笑うな照れるな褒めてねぇ」
嬉しそうな表情で鍋を掻きまわす兄に苛立ちをぶつけながらも、作業を続ける手だけは止めない。洗い終わった調理器具を、水気を取り除いて片付ける。
味見ー、だのと言いながら鍋の中身をお玉で掬い、口を付ける兄に問う。
「出来はどうだ?」
「上々。ニンジンも入ってないし完璧」
ぐ、と親指を突き出すGP-01に、そうかよ、とだけ返す。それ以外にも言える事はあったが、それらはあえて口にはしない。下手をすると普通に褒めてしまい、長兄を喜ばせるだけの結果になり得てしまうので。
一応、兄が料理上手である事は認めていないでもないのだ。
なにはともあれ。
今晩の食事はカレーである。
カレーな理由は最近私がカレーを食べたからです。シチューでもいいかなーとか思ったんですけどね。
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