天玉町一家 一家の日常・①曹操とスナック菓子

久しぶりに台詞のみとか書こうとしたら口調が分からなくなっていて、ちょっと確認のために漫画を読み直していたら「曹操様マジ我らが太陽」てなりました。結局口調ははっきりしてません。また色々読み直すかなー。

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・曹操様が家でスナック菓子食べてるところにみんなが帰ってきます


～曹丕の場合～

「帰ったぞ！」
「曹丕か。最初に帰ってくるとは珍しいな」
「真っ直ぐ帰って来たからな。……む？　何か食べておるのか、一つもらうぞ！」
「別に構わんが激辛だぞ」
「……………………そういうことは先に言ってくれぬか」
「忠告を聞く前に食べたやつが何を言う。あぁ、それと、水なら冷蔵庫にあったぞ」
「…………！　飲みほしても良いか！」
「ほどほどにしておけ」


～尚香の場合～

「たっだいまー！」
「あぁ」
「あれ、曹丕は？　玄関に靴あったから帰ってると思ってたんだけど」
「台所だ」
「ふーん……？　あ、何か食べてるんだ、私ももらっちゃおーっと」
「激辛で良いなら好きにしろ」
「………………………………………………………あう」
「……水なら冷蔵庫にあるぞ。もっとも、曹丕が飲み尽くしていなければ、だがな」
「…………っ！　分かった直ぐ行く！」


～劉備の場合～

「ただいまー！」
「なんだ、孫権は一緒ではないのか」
「アイツなら、ちょっと本屋行って来るってさ。あ、ソレ一つもらうな……って、何だこれ！？　辛ッ！？」
「激辛だからな」
「いや、激辛ってレベルじゃない辛さだぞ！？　……もしかして、他にも誰か食べたか？」
「曹丕と尚香が食べたな」
「よりによって辛いの苦手なあの二人が！？」
「人の忠告を聞かずに手を出すあやつらが悪い」


～孫権の場合～

「ただいまー」
「あぁ」
「あれ、皆は？　靴はあったけど……部屋？」
「劉備はそうだな。奴曰く、曹丕と尚香は台所で伸びているらしいが」
「え、何があったんだそれ」
「これが原因だ」
「……スナック菓子？　何、激辛を激辛と知らずに食べたとかそういう？」
「そういうことだ」
「あの二人、辛いの苦手だよな……大丈夫か？」


～孫策の場合～

「帰ったぞー」
「早い帰りだな」
「まぁ、普段よりはな。……ん、何を食べているんだ？」
「最近発売された、本当に辛いと評判の激辛スナック菓子だが。いるか？」
「遠慮しておく。絶対にろくな事にならんからな」
「劉備は平気そうだったが」
「孫権が平気だったと言うなら考えるぞ。どうだった？」
「どうもこうも、そもそも奴は食べていないな」
「じゃあ俺も止めておこう」


～呂布の場合～

「……」
「呂布」
「…………」
「おい、呂布。無言で人のものを貪り食うな」
「………………」
「……気に言ったと言うならまた買って来てやるからいい加減食うのを止めろ。無くなる」
「……十袋は買って来い」
「そんなに買って来るわけがないだろう。買うなら五袋だ」

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五袋買う＝気に入った。

何故か分からないけれど、曹操様は辛いの好きなイメージがある。何でだろう。
で、甘党なのが曹丕とか尚香とか。普通なのが孫権と孫策、ただし策兄の方が許容範囲は広い。目茶苦茶辛いとか甘いとかそんな風でなければ食べるのが劉備で（ただし食べれないものはほとんどない、そのうえでの「目茶苦茶」）、なんでも（黒炭だろうが）食べるのが呂布。
そんなイメージです。
あ、あと、孫権はわさび苦手そうだね。なんとなく。