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読んでも、どこに『○△□』があるか分からなかったりするかもね!
05.○△□
□ 月○日
今日は刹那・F・セイエイとの共同ミッションがあった。内容は酷く単純で、紛争に関わるMS及び武装の完全破壊。
問題はなかった。が、人が撃とうとしているところで前に飛び出すな…っ!
危うく、エクシアに搭載されている太陽炉まで破砕してしまうところだった。気がつかないという言葉では済まされない。のだが、彼は飄々と『見えなかった』などと……っ!絶対にわざとだろうアレは。エクシアの機動力を計算して、ギリギリ避けれる場所に行っただろう、刹那・F・セイエイ……ッ!
これは敵対行為と見て良いだろう。
覚えておくといい。いつかかならず……。
□ 月△日
えっと……ティエリア、何をするつもりなのかな?何だか酷く怖いんだけど……仕返し、しすぎないようにね。君はやりすぎる気がして不安だよ…。
僕は今日はミッションが無くて、部屋でのんびりとしてた。読書をしたり、たまにハレルヤと話したりして。あ、途中でロックオンが遊びに来たな。刹那とティエリアが地上でミッション中だから、彼も一人で暇なんだって。
その後は二人で喋ったりしてて、結構楽しかったよ。
お酒を飲むかっていう話になったときは、少し困ったけれど。僕、お酒は苦手なんだよね…。
□ 月□日
……アレルヤ・ハプティズム、君はもっと警戒心を持つべきだ。
この言葉の意味は、ハレルヤにでも訊くが良い。呆れながらも話すのではないか?まぁ、後にロリコンの断末魔が聞こえてきても良いのなら、という条件付きだがな、訊くのは。まずは自分で考えてみることだ。
そうそう。一昨日の刹那・F・セイエイの行動……あれはハレルヤの入れ知恵だったらしいな。本人が今日、自白した。ミッション中にイヤガラセをするにはどうするべきか、と訊けばああしろと答えたのだそうだ。
彼にも覚えていろと伝えておけ。
それから、あのロリコンを叩くのなら、俺たちが宇宙に戻るのを待て、とも。
交換日記…というか、交換メール(…?だが、やっていることは交換日記。ちなみに提案者はアレルヤ。理由はやってみたかったから)を読み終えて、アレルヤは首をかしげた。
「どういうこと?待っておけって…」
『イヤガラセの方にはツッコまねぇの?』
「そこはもう、予測ついてたからね」
今更、本当のことを言われても、それほど驚かないよ。
そう言って、アレルヤは肩をすくめた。
「それよりも、ロリコンって…流れ的には……ロックオン?」
『ま、そういうことだな』
「ロリコンって言うのはこの際おいておくとして、どうして叩くのさ?」
一番ツッコミを入れなければいけない部分を放っておく片割れに、ちょっと思考がズレ過ぎやしないかと危惧する。本当に、あのロリコン…もとい、ロックオンのことを考えるのなら、ここで徹底的に『ロリコンじゃない』と反論でもするべきだろうに。
それれでこそ自分の片割れだと…言えなくはないが。
『そりゃ、下心見え見えだからだよ』
「…?何それ?」
『あー、お前は知らなくていいこと』
できれば分かって欲しいが、それはもう少し後でも。
などと思っていると、一つの気配が部屋に近付いてくるのを察知した。
……これは…
『おい、アレルヤ。替われ』
「え?どうしたの?…替わることは別に、いいけれど……」
表に出たハレルヤは、部屋から出ようとドアの方へと向かう。
近付いてくる彼と一緒に、とっとと叩きに行こう。
折角待ったのだから、二人で行くべきだ。それに二人名分、その方がダメージも多いだろうから。
その後だ。彼と自分のケンカが始まるのは。
ティエリア(現物)は出ていませんが。
それでもティエアレと言い張ります。
○△□は、日付として登場。
こじつけとか、それ以前の問題?