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とある日の事。
大事件が起きました。
L「よ、アレルヤ」
A「触らないでください、ロリコン・ストラトス」
L「ア……アレルヤ!?」
A「何を驚いているんです?事実を述べただけですよ?」
L「おまっ……まさかハレルヤじゃないだろうな…」
A「右と左、どちらの目が出ているかさえ分からないんですか?」
L「……本当にアレルヤなのか?」
A「貴方の目は飾りですか?」
L「いや、視力は良い方だけど」
A「だとしたら……とんだ勘違いですね」
L「だってお前、その言い方はティエリアみたいな……」
T「ロックオン」
L「うおっ!?ティッ……ティエリア…いたのか!?」
T「偶然通りかかっただけだ」
L「へぇ…どこかに行くのか?」
T「暇だからガンダムの元へ行く」
L「………え?」
T「部屋にいてもすることが無いしな」
L「することが無いってお前、いつもは本読んだりとか、」
T「始めはそうしていたんだが」
L「……が?」
T「何だか疲れたから止めた。性に合わない」
L「いや、いつもやってんだし『性に合わない』は無いだろ…」
T「とにかく、俺はガンダムの元へ行く」
L「何かお前、刹那みたいな……」
S「ロックオンーっ!」
L「うぉっ!?…どうした刹那!?何でお前涙目!?あとどうして俺に抱きつく!?」
S「だっ……ダメでしたか?」
L「ダメじゃないけど……あまりに非日常すぎて驚いたというか…」
S「……ごめんなさい。驚かせてしまって…」
L「しおらしくすんなって……え?…刹那がしおらしく?てか…敬語?」
S「あ、実はロックオン…」
A「…刹那・F・セイエイ」
S「ティッ…」
A「…刹那・F・セイエイ」
S「……ッ…ごっ…ごめんよ……」
T「怯えているぞ…少々脅かしすぎだろう」
A「だが、こうでもしないと彼は……」
L「お前ら………もしかして、人格入れ替わったとか?」
A「……」
T「……」
S「……えっと」
L「あぁ、うん。何か分かった。そーゆーことな……凄い納得だぜ」
S「……黙っててすみません」
T「ロックオンに対するビックリだからな。黙らなければ意味がない」
A「その通りだ。それにアレルヤ・ハプティズム、君もこの計画に賛成したハズだ」
T「……あれは脅しだった気がするんだが…」
A「何か言ったか?」
T「何でもない」
A「フン…」
L「ティエリア、今のお前が腕くんで不機嫌そうな顔するな!本当に怖いからな!?」
S「あう……僕、目つき悪いですしね…」
L「落ち込むな刹那…じゃない……アレルヤか。頭撫でてやるから。ほら、な?」
S「ん……」
A「滅多に見ることが出来ない場面だな…いや、常時で見れたら天変地異の前触れか」
T「…アレルヤ、お前が気に病むことはない。全ては心の狭いロックオン・ストラトスと」
L「俺?」
T「……体の持ち主に対しての配慮のない、ティエリア・アーデのせいだ」
A「配慮に関しては、俺も君に物申したい所があるんだが」
T「…?何だ?」
A「俺の顔で『暇だからガンダムの所に行く』などと口にするな」
S「あ、なら僕が『エクシアの所に行ってくる』って言わないといけないのかな…」
T「アレルヤなら、無理はしなくて良い」
S「でも、」
A「君が頑張ると、何か大変なことが起こる気がする」
L「刹那が刹那じゃなくなる気が…な」
S「そうですか、やっぱり。……あ、ティエリア、ハレルヤは?」
A「まだ寝ている。いい加減起きればいいものを…」
L「で………一つ…いや、二つ訊きたいんだが」
T「何だ」
L「お前ら、いつからその状態だ?」
S「気づいたときには、こうなってたんです」
A「キッカケすら把握できない……何という失態だ。万死に値す…」
T「ティエリア・アーデ、そのセリフを今の状況で言うと、酷く違和感があるんだが」
S「中身ティエリアでも、言ってるのは僕だからね……」
L「それ、言い出したらキリねぇって……じゃ、二つめの質問」
S「……何でしょう?」
L「どうやったら戻れるんだ?」
S「…………………あ」
A「そういえば、それについては考えていなかったな」
T「なるようにしかならないだろう」
L「…やっぱりなんだな。…後でモレノさんとこにでも行って診てもらえ」
A「効果があるとは思えませんが」
L「だとしても、だ。何もしないよりはマシだろ」
T「では、お前も同行して診てもらえ」
S「え?刹那、けどロックオンはどこも悪くないし、変でもないよ?」
T「ロリコンに付ける薬はないかも知れないが、一応、訊くだけ訊いた方が良い」
L「だから俺はロリコンじゃないつーに!」
……ロリコンねたをここまで持ち込んでごめんね。