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まさかの?GNアーチャーとアリオスの話です。
アーチャーの設定はANの00キャラ設定からどうぞ。追加しますので。
「ねぇ、アーチャー」
「何でしょうか、アリオス」
「もうちょっとさ……女の子らしい恰好、しない?」
「そんなの要りません」
「だって……女の子なのに」
「じゃあ、貴方も男らしい恰好でもしてください」
「え?……えぇと……えぇと……それって、どんな格好?」
「……自分で考えてください、そのくらいは」
眉間を揉み解しながら、この人は何でこうなのだろうかと、本当に思う。
これで自分よりはるかに年上であるなんて、一体誰が信じるだろう。差が人間で言ったら百歳くらいはあるかもしれないというのに。
これが彼の個性なのだと言ってしまえばそれだけだが……流石にもう少しどうにかするべきだろう、きっと。
「とりあえず貴方の事は置いておくにしても、私は戦うための物なんですから、これで別に良いんです。動きやすいんですから……というかですね、」
腹部の見えるノースリーブの服にスパッツという格好で腕を組んで、じぃと目の前にいるオレンジ色の彼を見やる。
「貴方、絶対に動きにくいですよね、その恰好って」
「そうかなぁ……慣れてるから何とも言えないけれど」
「腰に巻いてるその布、絶対に長すぎますよ。足もとまであるし端が重なってるからまるでスカートみたいです。それは取ったらいいと思いますが」
「でも、腰布って言うならアーチャーだって巻いてるるじゃないか」
「私のは短いから良いんです」
「そういうものかな……」
「そういうものです」
首を傾げる彼に応じて、さぁ、と外せと促して見る。
けれども、ハッキリとアリオスはそれを嫌だと言った。
「……何でです?下は履いてるでしょう?」
「いや、そういう事じゃなくってね、折角お揃いなんだから外すの嫌だなぁって思って」
「お揃い……?」
「僕アーチャーが」
「……なら、私が外します」
「え!?何でそうなるの!?」
「とにかく外すんです!」
叫びながら、自分の頬がちょっと赤い事に彼は気付いていないだろう事に、アーチャーはちょっとだけ安堵した。
他にもいろいろ書きたいです。アーチャーはあの、設定が決まる前に本編終了だったので、短編みたいに。いつも短編しかないですけど。
映画とかでは出番あるのかな……。
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