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これは事故りました。完全にミスです。リボの方が絶対にピッタリなのに、フルカラーになっちゃったこ話。
けれどもサイコロの目に従うとこうなっちゃったわけで。
そんな気持ちが形になった感じのお話です。
040:鎮魂歌
「これは……事故だな」
「事故っつーか、歓迎できない事態っつーか……なぁ」
「何か悪いことでもあったのか?」
「いや、だから事故ったんだって」
「……?誰も怪我してねーじゃんか」
「あー……そっちの事故じゃなくってな……」
「マークⅡ、ダブルゼータに説明するのは面倒じゃないか……?」
「ゼータお前……従兄弟なんだからもう少しそれっぽい態度取ってみろよ」
「無理だな」
「……あぁ、即答?」
「二人とも?何話してんだ?」
「……別に大したことじゃない」
「あ、そうなのか?ならどうでもいーや」
「どうでもいいって……今までの会話の意味が全く無くなる様な言葉だよなぁ、それ」
「ん?意味無くなったら駄目なのか?」
「駄目って言うか、今までの時間が何だったんだと言いたくなる感じだろ」
「そんなの今更だろう……?」
「そういやしょっちゅうだよなー」
「……否定は出来ねーよなぁ」
「しかし……まぁ、サイコロで書くお題を決めるなんて事にすれば何時かこうなるのは、」
「ま、確かに分かり切ってた事ではあるか……」
「何だ?それが事故の話か?」
「事故の内容……だな」
「このお題で書かれるのに、オレら何かよりも遥かに適切な人がいたって事だ」
「ふぅん……じゃあ何でオレらなんだ?」
「だから、サイコロだよ。あれで適当に決めるからこんな事になったってわけだ」
「まぁ……だからと言って、止めるつもりは無い様だが」
「つまり、また似た様な事が有り得るってわけか……」
こればかりは運なので、最早どうしようもないのです。
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