式ワタリによる、好きな物を愛でるブログサイト。完全復活目指して頑張ります。
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ちょっと短めですが。
「そういえばシャア、今日はお弁当を作ってきたの」
「そうなのか?」
「えぇ、貴方のために作ってきたのよ。食べてくれるかしら」
「ララァの作った物なら喜んで食べさせてもらうぞ」
「うふふ…嬉しいわ。さぁ、開けてみて頂戴?」
「あぁ。しかし……随分と作り込んだな。一体幾つ弁当箱があるんだ」
「ごめんなさい。でも、ついつい作ってしまって。誰かにお裾分けでもして来た方が良いかしら。流石に一人では無理よね、食べきるのは」
「いや…頑張ってみよう」
「無理はしなくて良いのよ?」
「私が無理をしたがっているんだから気にはするな」
「ありがとう…本当に嬉しいわ」
「だから気にするなと言っているだろう?」
「そうね…なら、お言葉に甘えてそうすることにするわ。あ、そうそう、卵焼きがうまく作れたの。食べてみて?」
「これか?…本当だな、いつもより美味い」
「でしょう?多分、今までで一番の出来よ」
「こちらはタコさんウインナーか」
「貴方が作るのに比べると、少し不細工になってしまったけれど」
「そんなことはないぞ。良くできている」
「褒め上手ね、シャア」
……、
……もう、耐えなくても良いだろうか?
ガンダムは、いや、もう充分に耐えたと自分に言い聞かせ、というか実際に間違いなくそうだったので、ダブルオーではないが武力介入に走ることにした。もっとも、それ・びーのメンバーのように平和的な介入を行う気はなかったが。
すなわち。
手元に『偶然』あったダーツの矢を持ち、何気ない動作でシャアの眉間目がけて投げつけたのである。
もちろんそれは綺麗に狙ったとおりの場所に当たる。
スコーンと、いい音がした。
「…お兄さん」
「あー、スッキリした」
横からアレックスが何かを言いたそうな視線を送ってきたが、ガンダムはあえてそれに気付かないふりをして、倒れ伏したシャアを見て微笑んだ。
ざまぁみろ。
これでは…ダーツの矢を投げたガンダムさんの気持ちも分かるという物…。
「そうなのか?」
「えぇ、貴方のために作ってきたのよ。食べてくれるかしら」
「ララァの作った物なら喜んで食べさせてもらうぞ」
「うふふ…嬉しいわ。さぁ、開けてみて頂戴?」
「あぁ。しかし……随分と作り込んだな。一体幾つ弁当箱があるんだ」
「ごめんなさい。でも、ついつい作ってしまって。誰かにお裾分けでもして来た方が良いかしら。流石に一人では無理よね、食べきるのは」
「いや…頑張ってみよう」
「無理はしなくて良いのよ?」
「私が無理をしたがっているんだから気にはするな」
「ありがとう…本当に嬉しいわ」
「だから気にするなと言っているだろう?」
「そうね…なら、お言葉に甘えてそうすることにするわ。あ、そうそう、卵焼きがうまく作れたの。食べてみて?」
「これか?…本当だな、いつもより美味い」
「でしょう?多分、今までで一番の出来よ」
「こちらはタコさんウインナーか」
「貴方が作るのに比べると、少し不細工になってしまったけれど」
「そんなことはないぞ。良くできている」
「褒め上手ね、シャア」
……、
……もう、耐えなくても良いだろうか?
ガンダムは、いや、もう充分に耐えたと自分に言い聞かせ、というか実際に間違いなくそうだったので、ダブルオーではないが武力介入に走ることにした。もっとも、それ・びーのメンバーのように平和的な介入を行う気はなかったが。
すなわち。
手元に『偶然』あったダーツの矢を持ち、何気ない動作でシャアの眉間目がけて投げつけたのである。
もちろんそれは綺麗に狙ったとおりの場所に当たる。
スコーンと、いい音がした。
「…お兄さん」
「あー、スッキリした」
横からアレックスが何かを言いたそうな視線を送ってきたが、ガンダムはあえてそれに気付かないふりをして、倒れ伏したシャアを見て微笑んだ。
ざまぁみろ。
これでは…ダーツの矢を投げたガンダムさんの気持ちも分かるという物…。
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