In the mist 序

うわぁ…なんて久しぶりのmisシリーズ…。
長らくお蔵入りしてた物ですけれど。よかったら。

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どうしてこんなことに

そう思わなくはない



だいたい最初は普通に
テントを張ったり
料理をしたり
のんびりしたりと

平和なキャンプ中だったはずだ



というか何でキャンプなんてしたんだったか……あぁ、親睦会だったか



……まぁ、最近になってようやく仲間としての纏まりが出て来たからな
それほど不満もなくすんなり全員が受け入れた



だからこそオレもここにいるわけだな
とりあえず山に行けば修行が出来ると思ったから付いてきたのもあるが





ともかく、だ

平和だった時間を持て余していたはず……なのに



どうして今、こんなに切迫した状況に陥っているのだろう



いるのは山の中……そこはいい

キャンプ場は山にあったんだからな





問題はここが山のどこかも分からず

周りにはオレたち三人しか見えず

辺りに霧が立ちこめていることだ




全く……どうすればこうなるのか


……思い出した

五人で山の中を散策していて

そこで霧が発生してオレたちは迷ったんだ



全てはこの霧のせい

そんな原因には早く消えてもらわなければ

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だけど正直シリアス方面には行かないから安心してくだされ。