式ワタリによる、好きな物を愛でるブログサイト。完全復活目指して頑張ります。
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全部会話文です。本当に会話しかしてないよ。W組のお話。今回は擬人化なし。
~始まり~
「人生ゲーム?」
「そ。何かトールギスⅢがくれたんだけどさ。……やる?」
「ボクは別に良いけれど、それ、ゲーム機は何対応?うちにはPS3しかないよ?」
「あ、それはオレも思ったんだけどさ……」
「けど?」
「それ言ったら、ゲーム機までくれたから使えなくは無いって言う状態」
「凄いね……」
「同感」
~というわけで開始~
「コントローラー五つ使用可能なゲーム機ってあるんだね……」
「四人対戦が有名なだけで、実はどっかに存在してるんじゃね?」
「いや……確かに存在している可能性はあるにはあるが……これは……」
『ゲーム機に手作り感があふれてるよね』
「……本当に誰からもらったんだ?」
「ん?だからトールギスⅢだって。だから怪しくは無いと思うけど?」
「だがこれは……」
「まぁまぁ。どうせ疑問点は尽きないんだし、とりあえずゲーム始めようよ」
~ゲーム進んで、中高卒業辺り~
「ヘビーアームズ……お前運良過ぎ」
「何でそんなにお金持ちでパラメーター上がってるんだか、ねぇ?」
「とか言うお前は一番先に進んでいるんだがな」
『本当に、そっちの方が凄い。ルーレット、一番大きい数字しか出てない気がするし』
「……」
「あれ、ウイングどうかした?無言だけど」
「いや……どうしてオレだけ高校に入れずに、その前の留年ループを延々と続ける羽目になっているのかと思ってな」
「あー、確かに。これはねーよな」
「ちょっと……ゲームに問題あるよね。中学校の後、高校に入る以外に選択肢が無いなんて。運が悪い人は高校に入れなくてずっとここで足止めだよね」
「運が悪いとか、もうそういうレベルじゃない気がするんだが……」
~職業~
「あ、死神みっけ」
「え?これって人生ゲームだよね?……そんな職業って無いよね普通?」
「でもあるんだから良いじゃん別に。……んじゃ、とりあえずコレ選択!」
『嬉しそう』
「まぁ自分の事だからな」
「……自爆魔は無いのか?」
「それは流石に無いと思うけど……あ、自宅警備員みっけ」
「…………ねぇ、コレ本当に人生ゲーム?」
~皆でルーレット~
「えっと、ルーレット回して止めて、出てきた結果にのっとってお金を分配したりするわけだけれど……っていうかしたんだけど……」
「……これは無い。いや、つーか、あったら何かなー……?」
「しかし実際にあると言うのはどうなんだ?」
『……一つ言える事は、ウイングのお金が全部消えたと言う事だけだけど』
「……」
~イベントマス~
「……『自爆魔の自爆に巻き込まれた、一回休み』……?」
「うわ……何か実際にいつぞやあったような話っぽい。ていうかナタク、お前は現実でも実際に巻き込まれたよな?」
「だねぇ……でも、とりあえず一回だけの休みで良かったね」
『ウイングは三回休みだし』
「何なんだこのゲームは……新手のいじめか…?」
~ゴール~
「一位はサンドロックかぁ……妥当な感じ?」
「結構簡単に進んでいったからね。そういうデスサイズも三位だよ?」
『四位がナタクで……』
「ウイングはまだゴールに辿り着けない、というわけだな」
「……そろそろ泣いて良いか?」
~スタッフロール~
『スタッフロールあったんだ……無いと思ってた』
「あ、オレもオレも。……あ、製作者名前出た」
「……『エピオン』、だと?」
「成程ねぇ……どうりでウイングに厳しいゲームだと思った」
「日頃色々酷い対応してるもんな、確かに」
『今度、一回くらいちゃんと戦ってあげたら?』
「オレもそれが良いと思うぞ」
「……今度会ったら地獄に送ってやる」
「ウイングっ!そーいう事言っちゃだめだろ!」
「知らない。とりあえず潰す」
「え、あ、ちょい待ち!今すぐ殴りこみに行くなーっ!」
~というわけで~
「行っちゃったねぇ……」
「デスサイズまで追いかけて出て行ったが……止められるのか?」
『無理だと思う』
「だよねぇ……しかし、こうなるとトールギスⅢがくれたっていうのも何か納得だよね」
「それにしても、エピオンにこんな物を作る技術があるとはな」
『多分それは、』
「ん?」
『ウイングが構ってくれなくて暇だから、何かやってたら出来るようになったとか、そういう流れなんじゃないかと思う』
「…その言葉に思う事はあるけれど、まぁ、殴りこみをされるよりはマシだから…いっか」
エピオンが暇を持て余している事はほとんど確定だと思うんです。
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