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どうしてこの二人にしたし。
099:響く
ずごんと凄い音がして、奈々は顔を上げた。
何だろうかアレは。何か、重くて堅い物が何かに当たったような気のする音、だったのだけれど。そんな音がどうして響いてくるのか分からないのだけど。
少し気になって、席から立ち上がって部屋の外に出ようと扉に向かい、取っ手に手をかけて、それから。
開いたら、バッタリと出くわした。
誰にかというと…夫とも息子とも関わりのある人。
名前は…そう、ザンザス。
彼とはそれ程疎遠というわけではなく、嫌いでもなく……まぁ、相手は少しばかり自分に苦手意識を持っているようだけれど…そしてそれは、どう扱って良いのかが分からないからこその苦手さであるようだけれど……相手も、嫌っていないようだったから奈々は普通に彼に声をかけることにした。
「さっき、凄い音がしたけれど…あれは何かしら?」
「…別に大したことじゃねぇ」
「そうなの?」
「………あぁ」
ふい、と顔を逸らしつつ言う彼に、あぁこれは絶対に関わりがあるなと思ったけれど、結局、奈々はそう?と言うだけに止めた。言いたくないのなら言わなくて良いと思うし、それにあれは…あの音とは、あまり関わらない方が良い。
厄介事には首を突っ込むなと、家光と綱吉から結構きつく言われているのである。
だから、今回は気になるけれど自重しておこう。
「そういえば貴方、今、暇かしら?良かったら一緒にお茶でもしない?」
「いや、俺は…」
「遠慮なんてすることはないの。お菓子が余りすぎて困っていたところなの」
「だから人の話を、」
「紅茶、ここに置いてあるのはとっても上等な物でびっくりだわ。ツッ君、凄いところに勤めてるのねぇ」
「……」
奈々さんは最強だと主張してみるの会。
きっとザンザスでも勝てないよ!
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