戦国BASARA弐アニメ録・参

しかし、刃物が鈍器化してるってどういう状況なのでしょう…。
あ、このつぶやきは話の内容に関係ありません。

---

政宗「なぁ、慶次。お前病院とか行った方が良いんじゃねぇ？」

慶次「このくらい別にどうってこと……いたたたた！半兵衛！キツイ！包帯キツイ！」

半兵衛「そう？ならもっときつく縛ってあげるよ」

慶次「酷っ！？怪我人相手に何て事すんだよ！」

半兵衛「怪我人だからこうしてるんじゃないか」

慶次「俺お前に何かしたっけ！？」

半兵衛「愚問だよね、それ。秀吉と喧嘩してる時点でアウトだよ」

政宗「確かにお前からすりゃあそうなるよな」

元就「時に半兵衛、あまり効かぬが非常にしみる薬草がここにあるのだが、使うか？」

半兵衛「是非とも」

慶次「ちょっ……二人とも顔が怖い！」

政宗「だから病院にけっつったのに……」

慶次「そんな冷静に言ってないで助けっ……ひっ…ぎ……ぎゃあぁぁぁぁぁっぁぁ！」

政宗「……終わったな」

半兵衛「いやぁ、本当によくしみるんだね、この薬草。患者が気絶したよ？」

元就「当然よ。我が直々に作り上げた秘薬ぞ」

政宗「何のために作ったのか全然聞きたくねぇ代物だな」

元就「特に目的は無いから安心するが良い。ただ、暇なのでな。暇つぶしに作ったのだ」

政宗「暇？」

元就「最初の方に出ただけで、最近は再び一期と同じ状況に落とされておるのだぞ？」

半兵衛「あぁ、まぁ、それはねぇ……」

元就「あの馬鹿鬼は既にアニメの中で喋っておると言うのに我はどうだ？全然なかろう」

政宗「つっても、元親のは回想だろ？」

元就「さよう。しかし、声が出た事に代わりなど無い」

半兵衛「そういえば今回の話、僕も一言もしゃべれなかったよ」

元就「貴様は姿があっただけまだよかろう。我など名前すら上がらぬぞ？」

半兵衛「それもそうだけど。でも、姿があって声があれば良いって言う物でもないね」

政宗「？」

半兵衛「シリアス一直線のシーンとかでそう言うのがあったら、辛い目にあうじゃないか」

元就「今回の前田慶次か」

政宗「利家とのあれはな……」

半兵衛「ま、だとしてもたくさん出番があったから、さっき制裁加えてたんだけど」

政宗「少しは労わってやれよ！」

半兵衛「嫌だよ。秀吉の味方してくれない奴にどうして僕が」

政宗「お前本当に秀吉大好きだよな……」

元就「時に政宗」

政宗「何だよ」

元就「風来坊の話題に飽きたので、そろそろ奴に触れぬ話に変えてもよいか？」

政宗「……何か慶次が可哀想になってきた」

半兵衛「彼の事なんて可哀想とか思ってあげなくても良いよ。で、次の話題は何だい？」

元就「次回予告の話ぞ」

政宗「次回予告……っつったら、あれか？市か？」

元就「相変わらず頭やら首やらを掴まれ宙に浮かされるそなたの話だが」

政宗「そっちかよ！？」

元就「うむ。これが新しい話題として相応しかろうと思うのだ」

政宗「どこがだ！」

半兵衛「いや、そこは話すべきだね」

政宗「何で！」

元就「理由などどうでもよかろう」

政宗「良くねぇから言ってんだよ！」

慶次「あれってどっちかな。政宗が軽いのか他の人たちの腕力が凄いのか」

半兵衛「唐突な復活だね、慶次君」

政宗「慶次お前、復活したなら俺を助けろ。話進めてんじゃねぇよ」

慶次「さっき助けてくれなかったから嫌」

政宗「……根に持ってんな」

慶次「まーね。さっきのでちょっと心に傷負ったから。んで、お二人さんはどう思う？」

元就「政宗が軽いというのもあるのかもしれぬが、やはり腕力に優れているのであろう」

半兵衛「鎧とか普通に重いしね。となると体重だけの話じゃないし」

慶次「じゃあ、どうして政宗ばっかなんだろーな」

半兵衛「それは、あれだろ？」

元就「うむ、あれであろう」

慶次「やっぱりあれだと思う？」

政宗「は？あれ？あれって何だよ？」

慶次「そりゃ、そういうポジションが割り振られてるんだろ？って事」

政宗「割り振られ、って……………元就、出番が欲しいんだろ？」

元就「出番は欲しいが、そのポジションは別に要らぬ」

政宗「……半兵衛」

半兵衛「毛利君に同じく」

慶次「ま、諦めてそういうポジションで頑張るしかないんじゃない？頑張ってね」

政宗（……六爪の錆びにしてやろうかコイツら）

---

相変わらず宙ぶらりんにされてしまうラストの政宗様に色々持っていかれました。
本編はシリアス一直線でしたね…（慶次のところ）。