戦国BASARA弐アニメ録・捌

第八話。
チカさん来た！な回でした。でもアニメ録にチカさんは出ない。多分、水面下で元就さんが妨害してる。

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元就「とりあえず馬鹿鬼は早く死ねばいいと思うのだが」

慶次「第一声からそれ！？」

半兵衛「元就君らしいよね」

政宗「らしさで片付けんな。まぁ……納得はするけどな」

慶次「納得しちゃうんだ！？」

政宗「だって、相手は元就だぜ？」

慶次「あー……うん、そうだよね。納得するしかないね」

半兵衛「でも今回の話のラストは本当に驚きだったね。海賊から山族、まさかの転職だよ」

政宗「いや、あれって転職じゃねぇよな」

元就「山賊に転職してなお『海賊の流儀』云々を述べていたら是非とも笑おうぞ」

半兵衛「良いね。でも、『山賊の流儀』とか言い出したらもっと笑ってあげよう」

慶次「うーわ……酷。魔王より酷そうなのが二人いるよー」

政宗「しかしまぁ……『山賊の流儀』は実際、笑えそうだよな」

慶次「うん、そこは否定しない」

元就「というかな、馬鹿鬼は馬鹿鬼のくせに生意気ではなかろうか」

政宗「Ah？どういうことだ？」

元就「我より台詞が多い気がする」

政宗「あー……」

元就「その上、我より派手派手しい動きばかりしておる。目立ちまくりではないか」

政宗「派手さって……それはアンタらの性格の差が原因だろ」

半兵衛「見せ場に関しては問題ないよ、元就君。君には豊臣裏切りフラグが立ってるし」

慶次「え？」

半兵衛「それとも、豊臣裏切りフラグっぽい物が立っている、というべきかな」

政宗「そういや色々と仄めかされてるよな。豊臣が四国に攻めた時とかでも」

半兵衛「そういう事。だから気にしなくても君も待ってればスポットライトは当たるよ」

元就「ふむ。成程な。しかし、我は別に裏切りを行う気など無いぞ？」

半兵衛「へぇ……そうなのかい？」

元就「その様な事、実行したとて利は少なかろう。動機が無いのだから、裏切りなどせぬ」

半兵衛「ふふっ……それに越したことは無いんだけれど」

慶次「……なー、政宗」

政宗「何だよ、風来坊」

慶次「あいつらさ……目が怖いんだけど」

政宗「気にするな。したら負けだし首突っ込んだら死ぬ」

慶次「……だよねー」

政宗「けど、どうだろうな。いつ裏切ると思う？」

慶次「んーっと……やっぱ、終わりの方？」

元就「だから裏切らぬと言うておろうが」

慶次「うわぁっ！？」

政宗「っ……元就！いきなり真後ろから声かけんな！驚くじゃねぇか！」

元就「この程度で驚いているようではまだまだよな」

半兵衛「全くだね。だからいい加減に諦めて、豊臣に下れば良いんだよ」

政宗「断るっ！」

慶次「てか秀吉だって驚くだろこれ！お前の言い方だとアイツ驚かないみたいに聞こえるけど！」

半兵衛「そんな事無いよ。秀吉はどんな時だって動じないんだからね」

慶次「じゃあやってみろ！俺たちも見に行くから！確認しに行くから！」

半兵衛「正装着てない君なんて門前払いだから無理」

慶次「こういう場合なら特例で招待してくれたっていいだろ！？」

半兵衛「君に特例なんて与える気が無いから駄目。っていうか僕が嫌」

慶次「普通に酷い！？」

半兵衛「だってさ、君が来ると君と秀吉とが一緒に仲良く喋りだすじゃないか」

元就「む？こやつらは喧嘩している設定では無かったのか？」

半兵衛「設定？そんなの捏造の力でどうとでもなるよ。だからここでは二人は仲良しさ」

慶次「うわぁ……捏造って言っちゃったよ……………というか設定言うな」

政宗「間違ってはいねぇけどな……あと、そのツッコミは今更過ぎるぜ」

慶次「あ、やっぱり？」

政宗「でも、お前本当に正装どこやった？気付いたら普段着だったじゃねぇか」

慶次「正装？あれなら売ったよ？」

半兵衛「え……売って良いものなの、あれ」

元就「……考えられぬ」

慶次「……あれ？何か新鮮な事にこの二人に驚愕されてる？え、え？俺、変なことしたの？」

政宗「普通は正装なんて売らねぇだろ」

慶次「だって荷物になるから！路銀も入って一石二鳥だろ！？」

政宗「その気持ちは分からなくもねぇが、多分俺は思うだけで実行はしねぇ」

元就「そなたの場合は右目が居るからな。実行する前に止められるのであろう？」

政宗「……No comment……あ、そういや小十郎！小十郎元気にしてんだろうな！？」

半兵衛「ついに『そういや』レベルか……彼なら元気だよ。野菜に文句を言うくらいには」

慶次「文句？」

政宗「どうせadviceの類だろ。アイツ野菜の事になると口煩さ二倍になるしな」

半兵衛「政宗君の言う通り。おかげで育ててる野菜の味が格段に上がりそうだよ……」

慶次「あ、ちゃんとアドバイス聞いてるんだ」

元就「妙なところで律儀よな」

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慶次の正装に前回から引き続いて目が釘付け→しかしラストのあの邂逅は反則だったので、既に頭の中はあれでいっぱいに近い。
来週早く来ないかな…。