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三国伝マリオパロ・続編です。久々…ですね。
馬超「だっておかしいだろ!?主人公なのに何で俺ってこんなに影薄めなんだよ!そりゃ戦神決闘編一巻じゃあ主役っぽかったぜ?自分の中の闇を認めて乗り越えて三公の一人の賈クとか討ったぜ?でも二巻じゃ出番とか最初の数コマしかねーじゃんか!三巻じゃラストの方は三侯+αに殆ど見せ場とられてる気がするし!何だよこれ!新手のイジメか!?っていうか俺って本当に主人公!?」
悲痛な叫びであるな。
ただ、主人公が脇役に出番を食われるのは良くある話であるし、そう悲観する事もないと思うのだが。確かに主人公にしては酷い扱いであったかもしれぬが、生き残れただけまだ良いのではないか?というか、そう思っておくべきであると思うぞ。そうしなければやっていけぬであろう。
曹操「司馬懿!貴様は少し黙っていろ!」
孔明「それにしても……どうしましょう。あんな事叫んでる状態の馬超さんに攻撃なんて、可哀想過ぎて私にはできませんよ?」
曹操「問題無い。泣き叫んでいようと攻撃をしてくるならば呂布が撃退する」
呂布「馬超とやら!その思い、全て俺にぶつけてみろ!魂ィィィィィィッ!」
曹操「見ろ、あの通りだ」
孔明「本当ですね……でも、任せっきりで良いんですかね」
曹操「ならば呂布の応援に入るか?」
孔明「………………止めておきます」
賢明な判断であるな。応援に行けば味方であろうと、その時点で馬超よりも先に呂布の方に攻撃されるのは間違いないわけであろうし。
というわけで、主人公vsクリボーの戦闘となるわけである。マリオの世界ならばクリボーなぞ一踏みで倒せるが、このクリボーは一味違う。せいぜい頑張ると良いのである。
孔明「つかぬことをお聞きしますが、その応援は主人公役に対しての物ですか?クリボー役に対しての物ですか?」
好きにとらえればよいのである。
孔明「そうですか……」
それよりも、両者の決着がつくまで暇であろう。もしよければ茶でも出すが、いかがか?あぁ、もしも茶以外が飲みたいというならば、漫画公式サイトで馬超が好んでいる事が判明した珈琲なるものも……おっと、あれは夢の中の話であったか。しかし馬超病とは面白い物であるな、珈琲を飲むだけの夢にあのようなオチを付けるとは。
曹操「……貴様は歓談もどきをしたいのか?それとも馬超の傷を抉りたいのか?」
どちらもである。故に、歓談の形を取りながら、馬超の嫌がりそうな話題を引っ張り出しているわけであるのですが。
馬超「…っく……えっぐ……どうせ俺なんてぇぇぇぇぇぇぇっ!」
呂布「…………っ……何だこのパワーは……!?」
孔明「おや、心の傷を抉られた馬超さんが力の限界を突破したようですね」
曹操「やけに冷静だな貴様……」
孔明「だって焦ってもしょうがないじゃないですか。助けに入ったら攻撃されるんですし」
曹操「む……」
孔明「というわけで、私には珈琲お願いしますね」
くつろぐ気満々であるな……別に構わないであるが。
郭嘉よ、どうせラスボスで最後の方まで出番も無いのだし、暇であろう。孔明に珈琲を淹れてやるがよい。
「え?先生、良いんですか?僕に任せたら睡眠薬とか毒薬とか痺れ薬とか笑いダケとか危険物その他諸々をたくさん色々入れますよ?」
是非ともそうしてやって欲しいのである。
孔明「……すみません。前言撤回します。何も要りません」
遠慮などしなくても良いぞ?
孔明「いえいえ、心の底から遠慮したい気分なので、遠慮させていただきます」
「えー?でも、もう淹れちゃいましたよ?」
仕事が早いな。流石わが弟子である。
「えへへ……やだなぁ先生、そんな風に褒められたら照れちゃうじゃないですか。……でも、この珈琲どうします?捨てちゃいますか?」
それは勿体ない。仕方が無いから曹丕様に差し入れと称し処分させるといいである。
曹操「待て」
おや、何かありましたか。
曹操「今、それを誰に飲ませると言った」
「あ、やっぱ曹丕様はだめですか?なら、徐晃さんとかにでもしときましょうか」
であるな。それが駄目だというなら張遼でも良いであろうし。
「なんならホウ統でも良いかもしれませんしねー」
曹操「大紅蓮斬ッ!」
孔明「天翔龍凰撃ッ!」
「わっ!」
むっ!?
「……っちょっと!お二人とも突然何するんですか!?今の攻撃のせいで僕特製の珈琲入りカップが墜ちちゃったじゃないですか!これじゃあもう飲めませんよ!」
曹操「喧しい!」
孔明「まったくです。我々を殺す気ですか?」
そういうわけではないのであるが……あぁ、そうそう。
御二人とも気付いておられぬようだから教えておくが、今の攻撃に呂布と馬超が巻き込まれたであるぞ。
孔明「まさか。あの二人に限ってそんな事があるわけが……」
曹操「……孔明、見ろ」
孔明「どうかしました、か……」
呂布「……っく……貴様ら、俺の戦いの邪魔をしおって……っ」
馬超「……きゅう」
孔明「……何で本当に巻き込まれちゃってるんですか貴方がた」
戦いに集中しすぎて周りが見えなかったんだと思われ(呂布と馬超)
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