みりラジ・第十八回

そろそろみりラジ以外のも書けたらいいのにとか。
今回は劉備と曹操様。

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劉備「第十八回みりラジ担当、劉備だ」
曹操「……同じく、曹操だ」
劉備「……何か元気ないけど、どうかしたのか？」
曹操「……気にするな。雨の日はたまにこうなる」
劉備「雨……あぁ、そういえば、今日は昼から土砂降りだったよな。……俺帰れるかな」
曹操「なんなら止めてやらんでもないが」
劉備「え、本当か！？　良かった……あの雨の中帰るのは普通に無理だと思ってたからさ」
曹操「……放り出して風邪をひかれては寝覚めが悪い」
劉備「そっか、ありがとう。……ていうか、調子、さっきより悪くなってないか？」
曹操「…………気にするな」
劉備「いや、気になるんだけど。……原因とか分からないのか？」
曹操「そんな物が分かっていればとっくにどうにかしている」
劉備「だよなぁ……」
曹操「……本当に大した事ではないのだ。気にされる方が落ち付かん」
劉備「そういうもんかな……」
曹操「当人が言っている事だ、大人しく頷いておけ」
劉備「…………いやだってさ、紅蓮の覇将軍が目の前で机に突っ伏してるの見るとさ、」
曹操「それ以上は言うな」
劉備「あ、無理して起きなくても」
曹操「黙れ。これ以上余計な事を口にしたらただではおかんぞ」
劉備「そこまで言うか！？」
曹操「……まったく、べらべらと喋りおって」
劉備「このくらい別に構わないと思うんだが……」
曹操「……良いか、劉備。これはラジオだ。不特定多数が耳にしている可能性がある物だ」
劉備「あぁ、うん、そうだよな」
曹操「そこで弱みを口にするか、普通」
劉備「うーん……まぁ、言いたい事は分かるんだけどさ、それって今更じゃないか？」
曹操「だとしても、だ」
劉備「慎重と言うか何と言うか……」

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慎重っていうか、（どんな理由であれ）弱ってる自分を見せたくない感じというか。

属性・焔であり我らが太陽でもある曹操様なので、雨の日は苦手そうだなぁと。その流れだと曹丕も苦手にしてる感じがするけれど、でも、そうだとしても曹操様ほどではないと思ってるんだけど、さてはて。