式ワタリによる、好きな物を愛でるブログサイト。完全復活目指して頑張ります。
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だいぶ遅くなったけど…ようやく…ですね。
今回は支援機登場、ということで。
「……」
「わぁ……」
ガラスに張り付いて支援機を眺めているダブルオーとアリオス。
それを眺めながら、セラヴィーはふわぁと欠伸をした。
……もちろん今だって、敵が迫っているという点で、緊張を緩めてはいけないのだということは分かる。警戒しながら心構えをしておくとか、やるべきことはたくさんあるのだ。
特に……今回は無いだろうが、もしもアルケーと再びまみえることがあれば。その時は……絶対に容赦などしてやらない。砲門を幾つも壊された恨みはまだまだ健在で、たとえ彼の意思が関係なくとも彼の手によって行われたのだから、つまりは恨みを晴らす場合は彼に向かって行うべきであり。
そしてアルケーにはアリー・アル・サーシェスという、先代ロックオン・ストラトスの仇も乗っている。ティエリアがやる気を出さないワケがない。
この点で、セラヴィーとティエリアは非常に利害の一致している関係にあるのだった。
……そこはともかく。
セラヴィーは正直、この平和な光景を前にピリピリするのはバカバカしいと思っていたのだ。自分たちの支援機を眺め、子供のように目を輝かせている二人。精神年齢的にはまだまだ子供と言えるような気もする二人だし、まぁ、問題はないだろうが。
「アイツらも懲りないな…」
「ホントだね。ダブルオーに至っては二機目の支援機だよ?…って、あぁ、とりあえずそれはエクシア時代の話だけどさ」
「…ケルディムとハロか」
「暇だからこっち来たんだが…平和だな」
セラヴィーの隣に立っていたケルディムは苦笑して、ガラスに張り付いている二人を見ていた。ハロも同様で、クスクスと笑い声も出ている。
なのに気付いた様子もないのは……賞賛すべき箇所なのだろうか。違う気がするが・
「支援機…えっと、オーライザーはツインドライヴをどうにか出来るんだっけ?」
「そうそう。後でテストやるらしいけど見とくか?」
「やる事もないしな…俺も見学させてもらう」
さて、どれほどまでに粒子量が増えるのか。
そこはイオリアの、そしてCBの腕前次第だ。提唱したシステムと、それを作り上げる腕。どちらも優れていなければ発動は難しい。
とりあえず以前のように、トランザムをしてオーバーヒート…その後、自分たちの援護が要るような、あんな状況に二度と陥らなければ構わない。ただでさえ敵は強いというのに、彼が使えなくなっては戦力が酷いことになる。
「……にしても、いつまであの場に留まっているつもりだ?」
セラヴィーは溜息と共に二人を見た。
「ここに着いてからずっとアレだぞ…?」
「ま、それだけ嬉しいんじゃない?特にアリオスって初支援機だし」
「だな。ダブルオーだって本気で戦えるようになるんだし、嬉しくないってことは無いだろ」
「だが……あれは行き過ぎだろう」
何だか、いきなり出撃しなければという時まで支援機を見ていて、全く警報が耳に入らない状態になるんじゃないか……そういう心配を抱くほどの勢いなのだが。
本気で心配になっていると、あ、とハロが声を上げた。
「もしかしてセラヴィー、嫉妬してるの?」
「……は?」
突然の言葉に返す言葉が見つからず、固まる。
ケルディムまでもが驚いた表情をしている中、ニコリと笑いながらハロは言った。
「だってさ、これでセラヴィーだけだよ…支援機無いの」
「あぁ…俺はデュナメス時代に一度あったしな」
「そうそう。だから嫉妬してるんじゃないの?って」
「っても……セラヴィーの場合、支援どうこうとかじゃないと思うけどな。ナドレとか何とか……色々あったろ」
「……確かに」
うむぅ、と唸るハロを、こちらが唸りたいとばかりにセラヴィーは睨みつけた。
が、お約束通り相手に通じることはなく、あげくには笑顔で手を振られてしまう始末である。しかも、何気に全てを理解しているようで、それでこの態度というのは……あぁ、遊んでいるのか、自分で。
分かった瞬間、セラヴィーの全身から殺気が放たれた。
「…ハロ、たとえケルディムの操縦に必要な君でも、いざというときは手加減しないぞ?」
「あはは…ゴメンゴメン。ちょっと反応楽しくて」
反省していなさそうな彼の笑顔。
そして、それにプチンといってしまうのがセラヴィーだ。
「貴様ぁぁぁぁっ!?」
「ほんとゴメンね。ていうかこういうときって、君も悪いんだよ多分」
「責任転嫁するなッ!」
「いや、セラヴィーまずは落ち着……がっ!?」
結果として、ケルディムがとばっちりを喰らう。
いつも通りの光景だった。
いや、ヴァーチェ及びセラヴィーって支援機無いなぁとか…。
でも代わりにナドレとかあったから、半々?
「わぁ……」
ガラスに張り付いて支援機を眺めているダブルオーとアリオス。
それを眺めながら、セラヴィーはふわぁと欠伸をした。
……もちろん今だって、敵が迫っているという点で、緊張を緩めてはいけないのだということは分かる。警戒しながら心構えをしておくとか、やるべきことはたくさんあるのだ。
特に……今回は無いだろうが、もしもアルケーと再びまみえることがあれば。その時は……絶対に容赦などしてやらない。砲門を幾つも壊された恨みはまだまだ健在で、たとえ彼の意思が関係なくとも彼の手によって行われたのだから、つまりは恨みを晴らす場合は彼に向かって行うべきであり。
そしてアルケーにはアリー・アル・サーシェスという、先代ロックオン・ストラトスの仇も乗っている。ティエリアがやる気を出さないワケがない。
この点で、セラヴィーとティエリアは非常に利害の一致している関係にあるのだった。
……そこはともかく。
セラヴィーは正直、この平和な光景を前にピリピリするのはバカバカしいと思っていたのだ。自分たちの支援機を眺め、子供のように目を輝かせている二人。精神年齢的にはまだまだ子供と言えるような気もする二人だし、まぁ、問題はないだろうが。
「アイツらも懲りないな…」
「ホントだね。ダブルオーに至っては二機目の支援機だよ?…って、あぁ、とりあえずそれはエクシア時代の話だけどさ」
「…ケルディムとハロか」
「暇だからこっち来たんだが…平和だな」
セラヴィーの隣に立っていたケルディムは苦笑して、ガラスに張り付いている二人を見ていた。ハロも同様で、クスクスと笑い声も出ている。
なのに気付いた様子もないのは……賞賛すべき箇所なのだろうか。違う気がするが・
「支援機…えっと、オーライザーはツインドライヴをどうにか出来るんだっけ?」
「そうそう。後でテストやるらしいけど見とくか?」
「やる事もないしな…俺も見学させてもらう」
さて、どれほどまでに粒子量が増えるのか。
そこはイオリアの、そしてCBの腕前次第だ。提唱したシステムと、それを作り上げる腕。どちらも優れていなければ発動は難しい。
とりあえず以前のように、トランザムをしてオーバーヒート…その後、自分たちの援護が要るような、あんな状況に二度と陥らなければ構わない。ただでさえ敵は強いというのに、彼が使えなくなっては戦力が酷いことになる。
「……にしても、いつまであの場に留まっているつもりだ?」
セラヴィーは溜息と共に二人を見た。
「ここに着いてからずっとアレだぞ…?」
「ま、それだけ嬉しいんじゃない?特にアリオスって初支援機だし」
「だな。ダブルオーだって本気で戦えるようになるんだし、嬉しくないってことは無いだろ」
「だが……あれは行き過ぎだろう」
何だか、いきなり出撃しなければという時まで支援機を見ていて、全く警報が耳に入らない状態になるんじゃないか……そういう心配を抱くほどの勢いなのだが。
本気で心配になっていると、あ、とハロが声を上げた。
「もしかしてセラヴィー、嫉妬してるの?」
「……は?」
突然の言葉に返す言葉が見つからず、固まる。
ケルディムまでもが驚いた表情をしている中、ニコリと笑いながらハロは言った。
「だってさ、これでセラヴィーだけだよ…支援機無いの」
「あぁ…俺はデュナメス時代に一度あったしな」
「そうそう。だから嫉妬してるんじゃないの?って」
「っても……セラヴィーの場合、支援どうこうとかじゃないと思うけどな。ナドレとか何とか……色々あったろ」
「……確かに」
うむぅ、と唸るハロを、こちらが唸りたいとばかりにセラヴィーは睨みつけた。
が、お約束通り相手に通じることはなく、あげくには笑顔で手を振られてしまう始末である。しかも、何気に全てを理解しているようで、それでこの態度というのは……あぁ、遊んでいるのか、自分で。
分かった瞬間、セラヴィーの全身から殺気が放たれた。
「…ハロ、たとえケルディムの操縦に必要な君でも、いざというときは手加減しないぞ?」
「あはは…ゴメンゴメン。ちょっと反応楽しくて」
反省していなさそうな彼の笑顔。
そして、それにプチンといってしまうのがセラヴィーだ。
「貴様ぁぁぁぁっ!?」
「ほんとゴメンね。ていうかこういうときって、君も悪いんだよ多分」
「責任転嫁するなッ!」
「いや、セラヴィーまずは落ち着……がっ!?」
結果として、ケルディムがとばっちりを喰らう。
いつも通りの光景だった。
いや、ヴァーチェ及びセラヴィーって支援機無いなぁとか…。
でも代わりにナドレとかあったから、半々?
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