[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
嵌ったついでに思わず書いてみた。多分なんか変だと思う。
~平和島兄弟の場合~
とぅるるるるるる…がちゃ。
「…はい、平和島っす」
『平和島静雄だな?』
「……えぇまぁ」
『お前の弟…平和島幽は預かった。安心しろ、まだ気を失って倒れているだけだ。無事に返してほしければ今すぐ××にある××倉庫に来い』
「…いや、ンなこと言われても」
『何だ?』
「幽、俺の直ぐ横にいんだけど」
『……』
ぷち。
「…切れやがった」
「……兄さん、何だったの?」
「んー…何だったんだろうな……まぁ、とりあえず殴る相手が出来たのは間違いねぇ」
「ふぅん…どこに行くの」
「××の××倉庫つってたかな…」
「少し遠いね。送っていこうか?」
「おう、頼むわ」
~波江さんとこの場合~
とぅるるるるるる…がちゃ。
「もしもし、矢霧波江です」
『お宅の弟君、預かりました』
「…!?貴方、誠二に何をしたの!?」
『大したことではありません。大丈夫ですよ、睡眠薬で寝ているだけですから』
「……用件は何」
『話が早いですね、助かります。そうですね…では、二千万円』
「…なんですって?」
『おや、二千万円は高いですか?ではおおまけにまけて一千万…』
「ふざけないで頂戴!私の誠二がそんなに安いわけが無いでしょう!」
『……は?』
「誠二の命の値段がそんなに安いなんて!ありえないわ!私の誠二が二千万円の価値しかないなんて!絶対にありえない!」
『……』
ぷつ。
「だって私の誠二ですもの!あの子のためなら一億円だって、求められるなら一兆円だって用意して見せるわ!…いいえ、あの子の命に値段なんて付けられない!誠二は何よりも誇れる私の弟な………あら?電話が切れてるわ…おかしいわね…悪戯だったのかしら…」
~セルティのとこの場合~
とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……
(……どうしよう…)
とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……
(…電話…鳴ってるけど……私が出ても喋れないしな。あぁ、どうしてこういう時に限って新羅は出張に行ってるんだろう!)
とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……とぅるるるるるる……
(……留守電にしとこうか…)
とぅるるるるるる……とぅるる……ぷち
「ただいまセルティ!君のところに早く帰ってきたくて急いで処置してきたよ!急いでたから縫合がちょっと適当になったけど、まぁそれでも問題ないから許されるよね!」
『遅い。さっきまで電話が鳴っていたのに』
「電話?ま、用事があるならまた掛かってくるんじゃない?…あ、そういえば」
『何だ?』
「最近さ、誘拐事件を騙って色々やってる人たちがいるって噂なんだよね」
『色々?色々って何だ?』
「色々は色々さ。普通に身代金を要求してみたり、今まで気に入らなかった相手をボコボコにしようと考えてみたりって事」
『へぇ…よくやるな』
「全くだよね」
オフ時のシズちゃんの口調が分からないとか、たとえ波江さんはあんな事を思っていても口にはしないだろうとか、新羅の喋りに四文字熟語を入れられなかったとか、そんな感じですが。
まぁ、嘘はいけませんよねって話。