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大地嬢と深淵のお話。ガイアさんは二人いるから表記に困るんですが、大地に嬢つけたらまぁ分かりますよね。
「そういやお前、部屋の中でもスカートばっかだよな」
「え?」
唐突過ぎた言葉のせいか、話しかけられた方……ガイア(もちろん黒い方)がきょとんとした表情で首を傾げた。
「確かにそうだけど、それがどうかしたの?」
「いや、ズボンとかはかねーのかなって思って」
「ズボンかぁ……授業中にはいてるよ?」
「あれは体操服だしノーカウントだろ」
「……かなぁ」
「だろ」
欠伸交じりに答えて、アビスは今のガイアの服装を見やった。
正直、彼女の私服姿でズボン着用というのをここ最近、パジャマを除いたら一度たりとも見た事が無い気がする。今だってやっぱりスカートだったし、タンスやクローゼットの中身も殆どがそれだ。
……ちなみに、タンスやクローゼットの中身を自分が知っているのは、決しておかしい理由からではない。料理をしていた彼女に洗濯物を戻して欲しいと言われ、ちょっと抵抗もあったけれど手を離せないと言われて仕方なく、言われた場所を開けて言われたとおりの物をそこにしまったと言うだけの事なのである。
というわけなので、とにかく自分は何も悪い事をしていない。
全く、である。
……だというのにカオスときたら、本当は何がどうなってそうなっただとか、全部知った上で状況を混ぜ返そうとしてくれるのだから…とんでもない。
あの時はガイアと一緒にどうにかカオスを止めたのだが……止まってくれて良かった。
昔に会ったひと騒動を思いながら、ぽつりとアビスは呟くように言った。
「今度、買いに行くか?」
「買いに、って……ズボン?」
「そういや最近三人で出かけてねーし、たまには良いんじゃねぇ?」
「…だね。良いね、それ」
「よし。じゃあ、カオスが風呂からあがってきたら計画立てようぜ」
「うん!」
そう言うガイアがとても楽しそうだったので、まぁ、こういうのも大切だよな、なんて微笑みながら思って、アビスは静かにその計画を練りだした。
ここの三人組も好きですよ。結構いい感じにまとまってるので。
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