戦国BASARA弐アニメ録・肆

随分と遅れましたがアニメ録です。

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お市「市です……」

政宗「市だな……」

慶次「お市ちゃんだねぇ……」

元就「魔王の妹よな」

半兵衛「……何で生きてるの？」

慶次「ッ半兵衛！本人の前でそんな事言っちゃダメだろ！」

半兵衛「そんな事言って、どうせみんな本音は一緒なんだから良いじゃないか」

慶次「良くねぇよ！」

元就「ふむ、しかし我も気にはなるな。魔王の妹よ、何故存命しておるのだ」

慶次「元就まで！？デリカシー無さ過ぎだろお前ら！」

お市「それって……市のせい？」

政宗「Don’t worry、市。お前のせいじゃ無くてアイツらのあれは元々だ」

慶次「それよりもお市ちゃん、アイツらのせいで嫌な思いしてないかい？」

お市「大丈夫……傍に生きてる人がいるだけで今は十分だから……」

慶次「そ……そう……？」

お市「……うん。あの場所……お話し相手は恨み事しか言わない幽霊しかいなくて……」

政宗「……そいつは……」

お市「たまにくる生き物って言ったら……烏、だけだし」

半兵衛「……市君、」

お市「……なに？」

半兵衛「何かその……あのさ……とりあえず、ごめん」

元就「……我からも少々、詫びさせよ」

慶次「この二人が自分から謝った！？」

政宗「まぁ、こんなん聞かされりゃあな……」

お市「……？ねぇ、独眼竜、何でこの二人は謝ってるの？」

政宗「Ah……分からねぇなら、深く考えずに受け流しとけ」

お市「……うん」

慶次「うん、て、本当に流すのか……ところでちょっと話変えても良い？」

半兵衛「構わないよ。いや……寧ろお願いしたいね」

元就「同じく。……ならば今回こそ、お便りコーナーでも実施するか？」

慶次「いや、その前に言っとくべき事があるだろ」

政宗「あったか？」

慶次「何で松永久秀が生きてるんだよって事」

政宗「あぁ、あれはな……確かに何でだろうな」

半兵衛「しかもちゃっかり風魔君を配下にしちゃってるしね」

元就「かの忍も主を見る目の無い……我の元に来ればよかったものを」

お市「……あの人、兄様の骨を持って行った……」

政宗「幸村も情けねぇ……何であんなやつにやりたい放題やらせてんだよ」

半兵衛「何か言い返す事くらいすれば良かったのにねぇ」

元就「そう言えばその後、魔王の妹にもこてんぱんにやられておったな」

お市「そうだっけ……？」

半兵衛「そうだよ。君が本気でいったら多分死んでたよね」

政宗「つーか市、あの時の記憶とかあんのか？」

お市「漠然と……でも、こてんぱん、だったっけ……」

半兵衛「こてんぱんだったよ。それはもうズタズタのボロボロで」

慶次「半兵衛、間違った情報与えるなよな。お市ちゃんの頑張りのおかげで殆ど無傷だろ」

元就「頑張りのおかげ、と言っている時点で既にアウトな気がするが」

政宗「ったく、俺のライバルキャラなんだからもっとしっかりして欲しいぜ」

半兵衛「そう言う君も、今回はズタボロの包帯グルグル巻きだったよね」

政宗「う……」

半兵衛「秀吉相手なら仕方ないけどね。というか、秀吉相手に生きてる君は凄いよ」

政宗「慰めは要らねぇ」

半兵衛「本心だよ。その力、大したものだ。もしよかったら豊臣に下って……おっと！」

元就「この場で政宗を勧誘しようなど……許されると思うたか？」

半兵衛「だからってさ、突然に輪刀を振りまわす事は無いよね」

慶次「いや、その前に聞きたいんだけど、どっからその武器出した？」

元就「覚悟は良いか、竹中半兵衛よ」

慶次「俺の質問丸無視？」

半兵衛「仕方ないね……同盟を結んだ相手とはいえ、刃を向けるなら容赦はしないよ」

元就「構わぬ」

慶次「おーい……ダメだこりゃ。聞こえてねーや。で、政宗、どうする？一触即発だけど」

政宗「安心しな、風来坊。今回はこっちに秘密兵器があるだろ」

慶次「秘密兵器？」

政宗「あぁ。じゃあ、そういうわけだから、市、頼むぜ」

お市「……分かった」

慶次「あぁ、影？」

政宗「そう言う事だな」

お市「……独眼竜」

半兵衛「っ……これは！？影から手が……まさか市君！？」

元就「む……！？刀が動かせぬ……！？」

お市「拘束、出来たよ」

政宗「Thanks。んじゃま、被害が拡大しない内に今回のアニメ録終了しとくか」

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市さん最強伝説…？
しかし本当に、あれでどうやって生きて…？