式ワタリによる、好きな物を愛でるブログサイト。完全復活目指して頑張ります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
メタスちゃんは占い好きそうだよね、っていう話。いや、メタスちゃん出てこないけど。
今回は、マークⅡとゼータのお話です。
07:花びら (SD:えうーご)
意外なところで意外なものを見る事は多々ある。
しかし、それにしたってこれは意外過ぎやしないだろうか。
「……タロットカード?」
「……あぁ、仕舞い忘れていたな」
「仕舞い忘れてたって……つまりこれはお前の?」
「昔、少しやっていた」
「今は?」
「少々」
ゼータはそう言いながら、開けた引き出しの中にタロットカードを片付けていった。その手つきはかなり丁重なもので、傍から見ているだけで、それが彼にとって多少なりとも大切なものであると理解出来る。……きっと、それなりに、あのカードたちに愛着を持っているのだろう。
その様を眺めながら、マークⅡは、ふととある事に思い至った。
「そういや、今、メタスちゃんって花占いにはまってたよな」
「そうだな」
「で、その前は星座占いだったか」
「あぁ」
「さらにその前はタロットだとか聞いたぜ」
「……メタスが言ったのか?」
「いや、プラス。占いが好きだっていうのはメタスちゃんから少し聞いてたけどな」
「あぁ……成程」
納得の面持ちで頷くゼータに、マークⅡは問いかけた。
「つまりそういうことか?」
「……? どういうことだ?」
「……だから、お前のソレはメタスちゃんの影響か、って訊いてんだよ」
どうなんだ? と改めて促せば、彼は少し考え込むそぶりを見せた。
そんな状態から、数秒後。
「……そうなのか?」
「訊いてるのはオレだっての……」
首を傾げられ、マークⅡは脱力した。
本人は自覚していなくても、多少なりとも影響は受けている気がして。
意外なところで意外なものを見る事は多々ある。
しかし、それにしたってこれは意外過ぎやしないだろうか。
「……タロットカード?」
「……あぁ、仕舞い忘れていたな」
「仕舞い忘れてたって……つまりこれはお前の?」
「昔、少しやっていた」
「今は?」
「少々」
ゼータはそう言いながら、開けた引き出しの中にタロットカードを片付けていった。その手つきはかなり丁重なもので、傍から見ているだけで、それが彼にとって多少なりとも大切なものであると理解出来る。……きっと、それなりに、あのカードたちに愛着を持っているのだろう。
その様を眺めながら、マークⅡは、ふととある事に思い至った。
「そういや、今、メタスちゃんって花占いにはまってたよな」
「そうだな」
「で、その前は星座占いだったか」
「あぁ」
「さらにその前はタロットだとか聞いたぜ」
「……メタスが言ったのか?」
「いや、プラス。占いが好きだっていうのはメタスちゃんから少し聞いてたけどな」
「あぁ……成程」
納得の面持ちで頷くゼータに、マークⅡは問いかけた。
「つまりそういうことか?」
「……? どういうことだ?」
「……だから、お前のソレはメタスちゃんの影響か、って訊いてんだよ」
どうなんだ? と改めて促せば、彼は少し考え込むそぶりを見せた。
そんな状態から、数秒後。
「……そうなのか?」
「訊いてるのはオレだっての……」
首を傾げられ、マークⅡは脱力した。
本人は自覚していなくても、多少なりとも影響は受けている気がして。
PR
この記事にコメントする