詩的20のお題 05：手紙

お久しぶりです。久しぶり過ぎてここに何を書けばいいのかすらわからなくなってます。どうしよう。
今回はSDFCの大御所兄妹です。文通継続中なんだよね。

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05：手紙　（SD：その他（大御所とアレちゃん））
 
 
 
「そういえばさ、アレックス」
「何ですか？　お兄さん」
「もしかして、まだ文通続けてる？」
「ばっちり続いてますよ？」
「……やっぱりそうなんだ」
「あ、もしかして駄目でした？」
「いや、そんなことは無いんだけどさ……相手、男だったよな」
「……？　はい、相手の人はそう書いてましたけど」
「それがちょっと兄心を刺激するっていうかなんて言うか……」
「兄心？」
「や、アレックスはその辺りは気にしないで良いから」
「……えぇと、つまり、お兄さんは私の文通相手さんが気になるって事ですか？」
「その表現だと当たらずも遠からず、って感じだけど……うん、まぁそんな感じ」
「じゃあ、お兄さんもお手紙、書いてみます？　それで直接やり取りするんです」
「……へ？　オレが？」
「はい。次のお手紙を出す時、一緒に入れておけば大丈夫だと思いますよ」
「ふぅん……その発想は無かったな。でも良いの？」
「何がです？」
「いや、文通相手からすれば、オレの手紙って突然の乱入みたいなものだし」
「そういえばそうですねぇ……じゃあ、次のお手紙で私が一度『良いですかー』って訊いてみて、それで大丈夫って言ってもらえたら次の次のお手紙で、って事でどうでしょう」
「オレはそれでも良いけど……手紙かぁ」
「お兄さんは嫌ですか？」
「嫌って言うか、何て言うかね……初めてだし」
「大丈夫ですよ、誰でも最初は初めてですから」
「うーん……ま、それもそうか」
「いざとなったら私もお手伝いしますし」
「それはかなり心強いなぁ……うん、ならお願いしようかな」
「はい！　じゃあ、次のお手紙で訊いてみますね！」
「よろしくね、アレックス」
「任せてください！」

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私もアレちゃんと文通したいです……凄い和みそう。