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とあるズレについてです。
「そういえば、本誌とこちらとでは我々の設定が頗る違うんだが、知っているか?」
「や、そんなん普通俺らは知れないと思うんですが」
「そうでもないぞ。雑誌を立ち読めば分かる事はわりと分かる」
「その雑誌、本来俺らが読めない代物じゃないんですか?」
「細かい事は気にするな。とにかく、だ。本誌では『ござる』口調なんだ、雨のは」
「…そりゃ確かに違いますね」
「ついでに言うと、お前も俺に敬語は使ってなかったぞ。…とまぁ、この様に違うわけだ」
「で、それが何です?」
「説明がつかないだろう?これじゃあ。同じ人物であるはずなのに、これでは全く違う他人だ。顔が同じなだけに不気味だな」
「別に説明付けなくてもパラレルとかそういう話で良いと思うんですけど」
「あぁ。だからそうすることにした」
「…は?」
「これは並行世界の一つなのだということにしよう、ということだ。つまり、こちらではボンゴレの初代と二世が仲良くし続けても問題ないし、」
「や、あれはあっち、嫌がってますよね?アンタに遊ばれるの嫌がってますよね?」
「…性別が変わろうが年齢が変わろうが構わないし、故に口調が変わっていても問題ない」
「無視かアンタ」
「さらに言うなら顔が変わっていても大丈夫だ。何と言ってもパラレルワールドなんだからな。というわけで死んでいるはずの人物が生きていてもオーケーだ……我ながら素敵なアイディアだな。そうは思わないか?」
「…応答を求めるなら会話を成立させやがれ…」
「…?何か言ったか?」
「……いや…良い」
「そうか。まぁ、とにかくそういうわけなんだ。どうだ?」
「どうもこうもねぇよ。もう勝手にしやがれ」
「ふむ、ならばそうさせてもらおう。…ところで」
「何だよ」
「メッキがはがれて敬語じゃなくなってるぞ?どうしたんだ?」
「…アンタは一遍死んでこい!」
そいうわけで、こちらの初代たちはパラレルワールドのどこかの初代たちなのです。
…暴論だよね、分かってる。
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