夏休みの終わり～途美学園編～

折角だから夏休み終了風景を書いてみようその②。途美学園です。

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「今日で夏休みも終わりだねぇ」
「……そーだな」
「明日から学校だねぇ」
「……そーだな」
「ちゃんと明日の朝、起きれるかなぁ」
「……そーだな」
「……ねぇ、ハレルヤ、ちゃんと僕の話聞いてる？」
「聞いてねぇ」
「……そこは嘘でも『聞いてる』って答える所じゃないのかなぁ」
「そーかもな」
「ところでハレルヤ」
「何だ」
「もしかしてさ、喋るのも面倒だとか思ってない？」
「若干な」
「……そんなので、明日から学校生活ちゃんと出来るの？」
「できる。……つーか、」
「何？」
「起き上がるのが億劫だとか言ってた奴にそういう事を言われたくねぇ」
「だって、ベッドの上でゴロゴロするのが気持ち良すぎるんだから、仕方ないじゃない」
「そうか？」
「それに、そう言うハレルヤだってベッドの上の住人じゃないか」
「まぁ、そうだけどな」
「ハレルヤだって人の事言えないだろ」
「だな。……ま、」
「うん？」
「最終日ぐらいゴロゴロして過ごして良いだろ、別に」
「うーん……まぁ、」
「ん？」
「いっか」
「だろ」
 
 

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そんな双子の夏休み最後の日。この二人には徹底的にのんびりしていただきました。会話文だけなのはそういう仕様だと思