みりラジ・第十二回

前回の話で新企画的な話題が出たので、今回も引き続きそんな感じ。
担当は孫権と張飛です。

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孫権「第十二回みりラジ担当、孫権だ」
張飛「張飛様だぜ！」
孫権「今回は新企画について考えるんだったよな？」
張飛「おう。ここに箱あんだろ」
孫権「そういえば最初っからスタジオ内にあったよな……何なんだ？」
張飛「今日までに、新企画アンケートやったろ。あの時の紙が全部中に入ってるらしいぜ」
孫権「全員分？」
張飛「郭嘉のヤローはそうだって言ってたな」
孫権「そうか……うーん、俺たちが全部見てしまって良い物なのかな、これって」
張飛「まぁ、良いんじゃねぇの？そう難しく考える事でもねぇだろ」
孫権「それはそうかもしれないけどさ……」
張飛「そんな悩む事か？もっと気楽にいこうぜ」
孫権「……うん、そうだな。アンケートに答えた時から、皆、公表される事は覚悟してた
　　　だろうし。うらみっこなしって事で」
張飛「そーゆーこった。……んじゃ、見てくか。一枚目は……孫権のだな」
孫権「いきなり俺かぁ……」
張飛「んで、案は『お便りコーナー』か……普通だなオイ」
孫権「こんな事で奇を衒う必要もないだろうし。だいたい他の人もそんな感じじゃないか？」
張飛「だな。ぱっと見た感じ、そんなんばっかだぜ」
孫権「他の案は……………………」
張飛「あん？どうしたよ」
孫権「いや……呂布の見たんだけどさ、バトルロワイヤルって書いてあってさ」
張飛「あー……歪みねぇな」
孫権「ラジオ番組なんだけどな、これ。それでバトロワってどうするんだろう……」
張飛「考えても仕方ねーし、次行こうぜ。えっと次は……孔明か」
孫権「何て書いてあるんだ？」
張飛「魚釣り講座」
孫権「……あの人の真似って出来るのか？」
張飛「普通は出来ねぇと思う」
孫権「…あ、司馬懿も似たような感じだな」
張飛「へー？司馬懿の案ってどんなんなんだ？」
孫権「『G記を辿る』って書いてあるけど、つまり、これって歴史講座だろ？」
張飛「……俺それ嫌だぜ」
孫権「え？案外楽しそうだけど」
張飛「だってよ、司馬懿にG記だぜ？絶対変な事になるだろ」
孫権「そうかな？……ていうか、張飛、単に歴史の講座受けたくないだけじゃないのか？」
張飛「次行こうぜ次！」
孫権「あ、逃げた」
張飛「次は貂蝉！今度は料理講座だってよ！」
孫権「尚香も同じ事かいてるけど、何て言うか、尚香が書くと怖いよなこういうの……」
張飛「え、どっちも同じじゃねぇの？」
孫権「いや、だって尚香の料理って……いや、いいや」
張飛「……？」
孫権「気にしないでくれ。……さ、次は董卓と袁紹のだけど、この二人の案は審議する
　　　までもなく駄目っぽいな」
張飛「お前がそこまで言い切るって……何書いてたんだ？」
孫権「簡単に言うと、董卓あるいは袁紹を褒めたたえる会を開けって事かな」
張飛「ンな事絶対にやらねぇ……！」
孫権「同感。……ところで張飛」
張飛「ん？」
孫権「『握り飯大会』って何？これ、君の案みたいだけど……」
張飛「何って、そのまんまだろ。握り飯の大食い競争だ」
孫権「……呂布の案の時も言ったけど、これ、ラジオ番組なんだけど」
張飛「……？それがどうかしたか？」
孫権「ラジオ番組で大食い大会をして、どうするのさ」
張飛「どうもしねぇよ？普通に握り飯食って終わればいいじゃねぇか」
孫権「…………えっと、じゃあ、次行こうか」
張飛「孫権、何疲れた顔してんだ？」
孫権「いやちょっと、色々と思う所があって。……次は郭嘉だね」
張飛「カラオケ大会だってよ」
孫権「これならまぁ、実行不可能ってわけでもないし、出来ないでもないのかな」
張飛「よし次アニキのな！」
孫権「一気に嬉しそうになったな……えぇと、何？『自分の国の良い所を伝える』？」
張飛「流石アニキ、良い事書くぜ！」
孫権「あ、策兄も同じ事書いてる。……でも、そっか、国自慢か。良いかもなー」
張飛「なぁなぁ、これ採用しようぜ！」
孫権「それは俺たちの一存じゃ決められないと思うんだけどな……後で郭嘉に言っとく？」
張飛「おう！」

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最後の方、張飛がアニキ大大大好きっ子になりました。
アンケートの方は、おおよその人が「お便りコーナー」を書いた感じ。無難さを求めてだったり、面倒だったからだったり、やっぱりこういうのが欲しいなぁと思ったりだったり、色々と同期はあるけれどほぼ半数これかなってレベル。
他の人が少し、違ったこと書いてる……みたいな感じ。