熱暴走

いつぞや劇中であったよーなダブルオーの熱暴走とは違う感じの暴走で。
デスサイズとナタクのお話。会話オンリーで、最初にちょこっとだけ01と02がいたりいなかったり。

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～全ての始まり～

 

01「今日も暑いなー。サッちゃん、かき氷とか食べたくない？」

02「だからそうやって呼ぶんじゃねぇ！」

01「照れなくても良いのに」

02「照れてんじゃねぇよ！」

～～～

D「……」（↑を見てる）

N「どうした？」

D「いや、GP-01風に言ったら、お前ってナッちゃんだよなーって」

N「……は？」

 

 

～最近暑いので～

 

D「あーでも、そしたらサンドロックとGP-02とサッちゃん被るよな」

N「お前……どうした？」

D「へ？別にどうもしてないけど」

N「そうか？熱でもありそうな台詞だったんだが……」

D「熱なんて無いって。ほら」（ナタクの手を握る）

　じゅっ

N「……っ」

D「……あり？」

 

 

～熱暴走中～

 

D「何でかなー……あれ？インフルエンザとかかかってないのに」

N「夏なんだから夏風邪とか別の例もあるだろう……どうしてインフルエンザだ」

D「え？だってインフルエンザ凄いじゃん」

N「風邪ウイルスを片っ端から体内で除去できるヤツが言う事じゃないぞ」

D「いやいや、考えてみろよ」

N「……？」

D「インフルエンザにかかったらお前もウイングも動け無いじゃん。怒ったサンドロックを目の前にしてる時みたいに。ほら、やっぱインフルエンザ強いだろ」

N「……お前……今ここにサンドロックがいなくてよかったな」

 

 

～続・熱暴走中～

 

D「あ、でも、だとしたらヘビーアームズの呼び方どうしよう。ウイングとかのも」

N「多分アイツらはそんな物求めておらんと思うが」

D「トールギスⅢとエピオンのも考えないと」

N（……ヒトの話を聞く気もないのか）

D「どーしよっかなー……」

N「そんな事は置いておいて、とっとと帰るぞ」

D「さっき出たばかりなのに？何で？」

N「外に出たのは三時間ほど前だ」

 

 

～強硬手段～

 

N「とにかく行くぞ」

D「もうちょっとくらい良いじゃん別に」

N「それじゃマズイから言ってるんだが」

D「えー、でもさー」

N「……あぁもう埒が明かん！来い！」

D「え、ちょ、どこ行くんだよ！てゆーか引っ張るなよ！腕もげたらどうすんだよ！」

N「この程度で取れてたまるか！」

 

 

～突き落とせ！～

 

D「……で、ナッちゃん、ここどこ？」

N「修業で偶に使う水場だ。随分と水が冷たい所だぞ。あとナッちゃん言うな」

D「じゃあ、何でオレたちがけっぷちにいるんだよ」

N「分からんか？」

D「全然」

N「なら教えてやろう……こうするんだ！」

D「へ……えぇぇぇぇっ！？」

　ばっしゃーんっ

　↑死神さん水面に突き落されました。

 

 

～一件落着～

 

　ぶくぶくぶくぶく……

D「……ぷはっ！おいこらナタク！お前人を突然突き落とすとか正義はどこ行った！」

N「（呼び名が）戻ったか……」

D「戻ったって何がだよ！わけわんないんだけど！説明しろ説明！」

N「暴走が終了しただけだ。そろそろ帰るぞ」

D「言われなくても！あと、帰り道でもっとちゃんと説明しろよ！」

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四コマをイメージした区切りをやって見ました。出来…てる？
これがいつぞや申しました、「ナタクをナッちゃん呼びしてみたい」の結果が少しは行っちゃってるお話。本当は、ただ単に黒い子を暴走させたかっただけ。ラストは強制冷却させられたので暴走終了しておりますが。