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いつぞやから更新が止まっている三国伝マリオパロの続編です。もう、何が何やら。
ちゃんと完結出来たら……いいな。



孔明「先ほどから敵の姿が見えませんね……どこへ行ったのでしょう」
曹操「逃げたのではないか?」
孔明「まぁ、玉璽がこちらの手に渡ればそうするしかありませんか」
曹操「ところで、残りあと何分だ」
孔明「一分ですね。それで三分です」
曹操「呂布と馬超の状態は」
孔明「呂布さんはあと一分あれば本当に回復しそうです。馬超さんは……目を開けません」
曹操「……勢いよく巻き込み過ぎたか」
孔明「ですね……こうなるとあらかじめ分かっていたら、手は色々と打てたんですけれど」
 
 今更その様な事を考えても意味の無いことであるな。過去は変えられないのであるから。
 して、これからどうするのであるか?
 
孔明「そうですね……とりあえず最終ステージへ向かいましょうか。あと司馬懿さん、貴方とは後で個人的に話をしたいのですが」
曹操「余も混ぜろ」
孔明「えぇ、構いませんよ。むしろ大歓迎です。……というわけで、どうですか?」
 
 命の危険を感じるので謹んでさせていただく。
 そして……話を戻すが、最終ステージへ行くのであるな?
 
孔明「えぇ、そうですけれど」
 
 行く方法は知っているのであるか?
 
孔明「そういえば知りませんけれど……教えて下さるので?」
 
 伏竜の状態でジャンプして空中で三回転半した後に着地して、五分間ほど郭嘉の事をほめたたえ、九十九分間ほど私の事をほめたたえた後、今度は十回転を決める事が出来たら教えても良いとは思っているのであるが。
 
孔明「つまり教えるつもりは全く無い、と」
曹操「……司馬懿」
 
 ……何でありましょう?
 
曹操「貴様の歴史書コレクションを全て燃やしても構わんのだが」
 
 しばらく歩いたところに土管があるのでまずはそこに入り、地下にもぐった後、進んで言った所に扉がありますのでそれをスルーしてもう少し進まれよ。行き止まりに辿りついたら行く手を阻んでいる壁を三回ノックして十秒待てば隠し扉が出てくるので、そこに入っていただけばあっという間にラスボスの間に入れるのである。ちなみに扉の先はエレベーターになっているので、最上階の一つ下の階のスイッチを押していたければ。ちなみに最上階は展望室となっているので、ラスボス戦が終わった後に上がってみるのも良いかと思われるのでありますが。
 
孔明「ず……随分とあっけなく手のひら返しましたね」
曹操「コイツにとって歴史書コレクションは宝の様なものらしいからな」
孔明「そうですか……ちなみにそのコレクションとやらはどこにあるのです?」
曹操「兵法書が収められている部屋に、それに混ざる様に置かれている。それと、」
孔明「それと?」
曹操「司馬懿の自室の本棚の上の、下からでは見難い場所に一つあるな」
 
 そ……それまで知られていたのであるか……曹操将軍、一体いつ知られたので?
 
曹操「ホウ統と賈クから訊いたが」
孔明「ホウ統が?……どうして?」
曹操「そこまでは知らん。司馬懿の人使いが荒いと文句を言ってはいたがな」
 
 人使いが荒いと言われるほどの仕事を渡した事は無かったと思うのであるが。……ところで曹操将軍、それは一体いつの話で?
 
曹操「だいたい一か月前だ」
孔明「……もしかして心当たりあるんですか?」
 
 ……確か、その辺りは仕事を与え続けて休暇を奪い続けていた半年間の終わりごろであったかと……。
 
孔明「十分人使い荒いですよ、それ。何やってるんです」
 
 あやつらにしか頼めない仕事があったのだから仕方ないであろう。他に頼めるならとっくの昔に頼んでいるのである。それに郭嘉も他の二人と同じような条件で働いていたのに、文句も愚痴も一つもこぼさなかったであるぞ。
 
曹操「それは郭嘉だからだろう……」
孔明「普通は文句も愚痴も言いますし殺意も湧きますよ……で、その郭嘉さんはどこです?」
曹操「……そういえば先ほどから姿が見えんな」
 
 あぁ、あの弟子ならば最終ステージで主人公役側を迎え撃つ準備をしに戻って行ったである。しっかりと魔装形態になるそうであるが……蚩尤がいないので、完全なパワーアップは出来ないようであるな。残念なことに。
 
孔明「残念ですか。こちらからすると幸い過ぎるんですけれどね」
曹操「……司馬懿。余も機武帝になっても良いのか」
 
 構わないかと。既に劉備は翔烈帝になっておりますし、孫権も轟大帝になって待ち構えておりますので。
 
孔明「で、天玉鎧を纏う呂布……ですか。とんでもない状況ですね」
馬超「展望台とか……普通に壊れるんじゃねぇの?」
孔明「おや、起きていたんですか。いつ頃から目覚めて?」
馬超「司会役がラスボスまでの道をべらべら喋ってる最中だな」
曹操「馬超」
馬超「お……おう?何だ?」
曹操「もう良いのか?」
馬超「良いって……あぁ、クリボーの件?…アレはもう気にしない事にした」
孔明「おや、そうなのですか」
馬超「クリボーだったからこそ、ほら、天玉鎧とかにぶつからなくて済んだって思うとな」
孔明「確かにそれはそうですけれど……」
馬超「あ。そういえばなんだけど、呂布どうすんだ?」
孔明「そういえば三分以上たってますね……彼、どうなってます?まだ回復してません?」
馬超「いや、寝てんだけど。熟睡」
曹操「……孔明、振り落とせ」
孔明「分かりました」






司馬懿は歴史書好きそうだよね、というのは私の勝手な想像ですが。でも、なんか好きそうだよね、と。
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