郭嘉「こんにちは! みりラジ説明会司会の、皆のアイドル郭嘉です!」
馬超「何故かその相棒役を任されちまった馬超だ……ってか、何だよ、みりラジって」
郭嘉「あれ? 馬超さん知らないんですか?」
馬超「俺は事前説明も何もなしで突然呼び出されたんだよ」
郭嘉「そんな突然の呼び出しにも応じれるなんて、流石主人公(仮)。暇なんですねぇ」
馬超「なぁ、頼むからその話は止めてくれねぇ? マジで心痛い」
郭嘉「そうですか。ま、今日の所はこのくらいにしておきましょうか」
馬超「今日の所、ってのが怖ぇけどな……」
郭嘉「それで、みりラジの事でしたよね?」
馬超「おう。何なんだ?」
郭嘉「正式には『三璃紗英雄ラジオ』です。言ってみればコーナー名みたいなもんですか」
馬超「ラジオ……ねぇ。何か会話でもすりゃいいのか?」
郭嘉「はい、そうなりますね。適当に選んだ二人の武将に、適当に会話してもらうんです」
馬超「適当って、それでいいのかよ? 気付いたら選ぶ武将に偏りが……てなりそうだろ」
郭嘉「その辺りは問題ありません。サイコロで決めますから」
馬超「またサイコロか」
郭嘉「またサイコロですよ」
馬超「……まぁ、そういう事なら、意図的な偏りとかは無くなるかもしれねぇな」
郭嘉「納得していただけたなら幸いです。……ところでなんですけど」
馬超「何だ?」
郭嘉「どういう風にサイコロを使って、どういう風に選ぶかって、説明要ります?」
馬超「……いや、それは別に良いんじゃね? 長くなりそうだし」
郭嘉「ではその様に。あ、ちなみに、サイコロで選ぶのは20名の武将たちです」
馬超「絞ったなー……」
郭嘉「キャラが多いですからね。代表20名、と考えてください」
馬超「分かった。それで、一体誰なんだ? その20名ってのは」
郭嘉「今から発表しますよ。メンバーは以下の通りです」
①劉備
②張飛
③関羽
④曹操
⑤孫権
⑥呂布
⑦孔明
⑧趙雲
⑨夏候惇
⑩曹丕
⑪司馬懿
⑫郭嘉
⑬孫策
⑭孫尚香
⑮周瑜
⑯陸遜
⑰貂蝉
⑱董卓
⑲袁紹
⑳馬超
馬超「……なんてーか、組み合わせによっては血の雨降りそうな面子だな」
郭嘉「それはもう三国伝的にどうしようもないですし、そうなったら諦めてください」
馬超「はー……しょうがねぇか」
郭嘉「ちなみに、みりラジ、スペシャルデーというものがあります」
馬超「スペシャルデー?」
郭嘉「はい。第五回、第十回、第十五回……と、五回に一回の頻度でやっていきます」
馬超「何か企画とかしたりすんのか?」
郭嘉「えぇ。ゲストを呼ぶのが主ですが、たまに子供化してみたりとかもしますね」
馬超「待て」
郭嘉「何ですか?」
馬超「ゲストはともかく子供化って何だ」
郭嘉「言葉の通りですよ。出演者二人のうちの片方が子供になるんです。……ほら、よく
あるじゃないですか。寝て起きたら体が小さくなってました―、っていうの」
馬超「いや、よくあったら色々問題じゃねーのかそれは」
郭嘉「あれ、知りません? 面白ければ全て許されるんですよ?」
馬超「ンなわけあるか!」
郭嘉「そう叫ばないでくださいよ。そんな大声あげても、今更何も変わりませんし?」
馬超「ちっ……んで? どうやって縮めるってんだ? 怪しい薬でも使うのかよ」
郭嘉「そんな危ない事はしませんよ。ただ、ちょっとだけ、暗黒玉璽を使うだけです」
馬超「そっちのが危ねーだろ!?」
郭嘉「……じゃあ、玉人パワーはどうです?」
馬超「似たり寄ったりだ!」
郭嘉「ワガママですねー……じゃあ、大人しく玉璽使いますよ、玉璽」
馬超「それはそれで信用出来ねーけど、まだマシか……」
郭嘉「と。これで一応説明は終了ですね」
馬超「殆どグダグダ喋ってただけだけどな」
郭嘉「それが『みりラジ』なんですよ。ま、気楽にやっていきましょうよ」
馬超「堅っ苦しいのよりはマシか……そういや、みりラジって放送予定どうなってんだ?」
郭嘉「一応、金曜日を目安に、っていう話みたいですけどねー」
馬超「ふぅん……てことは、第一回は2/10ってことか」
郭嘉「その辺りを想定してもらえれば、特に問題はないと思いますよ」
馬超「まさか一回目からすっぽかすってのは無いよな?」
郭嘉「無いと思いたいですけどねぇ……」
……一回目はちゃんとやるつもりです。二回目も三回目も、頑張ろうと思ってますよ。
あ、で。何で郭嘉と馬超かというと、それはもう、なんとなくです。何故かこの二人のコンビが私の中で定着してしまっているようでして。だから気づいたらこうなってたんです。
不思議だなぁ……。